家族、だけど友だちみたいな、でも限りなく自分に近い他人。

「パパ、ちょっとお願いがあるんだけど」

今朝、私が言ったこのひとことから
夫婦間での、あるすれ違いが判明しました。

夫は、特に身内から指示されたり
なにか指摘されたりすることが
あまり好きではありません。
しかも結構、顔や態度に出るタイプ。

今、私が育休中で家にいることが多いため
気になること、目につくことが多かったり
子どもが2人いると手が回らなくて
やってほしいこともたくさんあったりします。

言われると逆にやる気がなくなる、と知っているので
これまでも私なりに気を遣いながら
タイミングを見計らったり、言い方を考えたりして
伝えるようにしてきました。

だからこそ、今朝も
「お願いがあるんだけど」と
クッションを置いたつもりで話しかけてみたのです。

でも、予想外の反応が。

夫「‥お願いがあるんだけどって言われるの嫌なんだけど」
私「え?なんで?どういうこと???」

理由を聞いてみると…

「お願いがあるんだけど」と言われると
軽いお願いから、重ためのお願いまで
いろんなことを想定して
なんだか気持ちが重くなるから、ということでした。

え!そんな風に感じてたの?!

今まで「ストレートに言うと気に障るかな」と思い
クッションを置いて言っていたつもりが
夫にとってはストレスになっていたらしい。

12年も夫婦をやっているのに
わからないことってまだまだあるな…と思いました。

さらに!
「パパ」と言うのもなんだか違うらしい。

夫に対して私が「パパ」と言う時、
「何かお願いをされるのでは?」
と言うセンサーが働くらしく(なんでだろう?)
これもまた気持ちが重たくなるらしい。

「そうなんだ!初めて知った!」と言ったら
「前にも言ったことあるけどね‥」と言われました。
(あれ、そんなことあったっけ?全然聞いてなかった…ごめんね)

子どもたちと話す中で「パパ」と言うのはいいらしいのですが
私が夫に話しかける時は名前で呼んでほしい、とのことでした。
(これはなんとなくわかる。でも口癖でつい呼んでしまう。)

ということで、今朝のすり合わせの結果。

私が何かお願いをする時、
もしくは伝えたいことがある時は
「夫くん、これやって」
「夫くん、これお願い」
と、言うことになりました。
(なーんだ!それでよかったんだ!)

一緒にいることが多い
夫婦や家族という関係性の場合、
「言わなくてもわかってるだろう」
「いつもこうだから、これが当たり前」と
ついわかった気になっていて
見落としていることが本当はたくさんあるのかもしれません。

やっぱりどんなに近い存在でも、みんな違う人間。
親でも、パートナーでも、子どもでも。

思っていること、感じていることを
100%同じように思ったり感じたりすることは、きっとできない

だからこそ、
しっかり言葉にして伝えなくてはと改めて思いました。
例えば、それが伝えにくいことや
受け取りたくないことだったとしても。

お互いに心地よくいるために
お互いにわかろうとする気持ちや
伝えようとする努力が欠かせない。
そこは、これからも諦めないでいたいと思います。

今日は、またひとつ
新しい扉を開くことができました。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

はるか☺︎

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