見出し画像

ライティングの勉強をはじめたら、憧れの夢がかなった話【一人合宿編】

みなさま、はじめまして。
noteで初投稿します、有咲 遙香ありさき はるかと申します。

本記事では、先延ばし癖のあるわたしがライティングの勉強をはじめたことをきっかけに、憧れの夢をかなえた体験をご紹介します。
今回は「一人合宿」にチャレンジしたお話です。

「一人合宿」との出会い

昨年、「自分を変えるノート術」安田 修(著)を読み「一人合宿」という言葉に出会いました。

一人合宿とは?

・経営合宿を一人でするのが、一人合宿
・ホテルやカフェなどの集中できる環境を用意して、ノートとペンを持って考え抜く時間を確保
・自分の中で科学反応が起こる
・これだけで人生が変わる

「自分を変えるノート術」安田 修(著)より一部抜粋

「一人で合宿…… 人生が変わる……楽しそうー!」と、気分が上がりました。

一方で「一人で外泊するのは少しハードルが高いな……」と、高揚する気持ちにギュッとブレーキをかけるわたしがいました。

「今すぐは無理かもしれないが、いつかやってみたい……」
そのような想いを残しながら、本を閉じました。

「いつか」って、いつだ?

いつかやってみたい……

これは、先延ばし癖が特技であるわたしのお決まりのセリフです。

さまざまなことに興味・関心を持ち「やってみたい!」と、すぐにやる気スイッチが入るものの

「よいタイミングがきたら……」
「お金に余裕ができたら……」
「心の準備ができたら……」

と、何かしら理由をつけて実行しない、非常にやっかいな心癖です。

今まではそれで問題はありませんでした。
しかし、40代半ばにさしかかり、人生のゴールが見えはじめた今、やりたいと思いながら、行動しないのはもったいないことだと気づきました。
そして、後悔しない人生を歩むには、先延ばし癖をできるだけ手放す必要があると考えるようになりました。

――時は流れて、2024年1月。
わたしはライティングを勉強するため、ものかきキャンプの受講を決意しました。
※ライティングの勉強をはじめたきっかけは、別の機会に書くつもりです。

ものかきキャンプ(ものキャン)とは、
まよまよ先生こと野口真代先生が講師を務める
電子出版×SNS×コピーライティング」に特化した3か月のライティングスクールです。


スクール開講直後「自分のやりたいことを100個書いてみましょう」というワークがありました。

「100個も書けるかな……」

わたしはノートを開き、挑戦してみたいことをリストアップし、30個目に「ホテル一人合宿」を書きました。

この時点では、まだ具体的なイメージは浮かばず「いつ」「どこで」実現するかまでは記載していませんでした。

それから2週間後、転機が訪れます。

挑戦のチャンスが降ってきた

ものキャン第2回の講座でのことです。
まよまよ先生が、書くことを楽しむための習慣として「アーティストデート」を紹介してくださいました。

「アーティストデート」とは「好きな場所で、好きな時に、好きなことを書く」こと。
自分の好きな空間で創作すると、脳が活性化されて、創造性が豊かになるそうです。

先生は会社員時代のお金がなかった頃、セルフイメージを高めるために、憧れのホテルラウンジへ行き、1杯1,000円のコーヒーを飲みながら、執筆活動されていたエピソードを教えてくださいました。

わたしはお話を聞きながら、

「ホテルラウンジかぁ。
 非日常空間で、ものキャンのワークに取り組めたら楽しそう」

「……あっ!」

2週間前にノートに書いたやりたいことを思い出しました。

「そうだ、ホテル一人合宿しよう!」

「いつかやってみたいな」が「やってみよう!」に変わった瞬間でした。

「やる」と決めると、夢が動き出す

「やってみよう!」と決めると「やらなきゃ!」に変化し、すぐさまホテルの宿泊手続きをしていました。

■合宿の内容

スケジュール


ホテル一人合宿のスケジュール

2日間の日程で、ホテル滞在は16時間、そのうちワークに取り組んだのは6時間でした。

1日目は、日中の仕事を終えて、夕方にチェックインしたこともあり、予想以上に慌ただしく時間が過ぎていきました。
次回はチェックイン・チェックアウトの時間を調整して、もう少しワークの時間を長く確保できるようなスケジュールを考えたいと思います。

■ ワークテーマ

考えたいテーマを事前に10個用意して臨みました。
1テーマにつき30分、制限時間内に思いつくことを自由に書いていきます。

  1. 過去にお金と時間を投資してきたことは?

  2. これまでにイライラした瞬間は

  3. 自分が大切にしていること

  4. どのような人と一緒にいたいか

  5. 尊敬できる人はどのような人

  6. お金があったら何したい

  7. どのような仕事をしていたいか

  8. 子どもの頃の夢

  9. なぜライティングをはじめたのか?

  10. 一人合宿やってみてどうだったか?

何となく頭の中に描いていたことを言語化することで、思考が整理され、「そのように思っていたのだ」と気づかされることが多々ありました。

■ 持ち物

  • A4コピー用紙

  • 筆記用具

  • iPad

思考整理する際は、紙に手書きすることがよいとされています。
手書き作業は、思考や創造性を担う脳の前頭前野を活性化する働きがあることが大学の研究結果でも明らかになっています。

「手書きと電子デバイスで作業にどのような違いがあるのだろう?」

わたしは普段、iPadでメモを取る機会が多いため、今回は電子デバイスと手書きの両方で検証してみることにしました。

検証の結果、手書きの方が書き終えた後の達成感が大きいことがわかりました。

ご参考までにアウトプットイメージを掲載します。
*字が汚いため、ぼかしています。ご了承ください。

テーマ「なぜライティングをはじめたのか?」のアウトプット写真
写真(左):iPad / 写真(右):紙に手書き

先にiPadで書いてみましたが、どうも筆が進みませんでした。
アウトプットも余白が多く、とりあえず書いただけという印象です。
手書きに切り替えてみると、書き進めるうちに言葉があふれ、自由な発想で楽しく書けました。文字の他に絵を入れるなど、気づけば用紙を埋め尽くす勢いで書いていました。
この感覚の違いは、実際に試さなければわからない貴重な体験でした。

■ マインドセット

  • 非日常空間を楽しむ

  • 「どうしたいか」を問いかける

  • 徹底的に自分を甘やかす

  • 否定しない(「こうあるべき」「でも、それは~」は禁止)

合宿期間中は、自身とデートするような感覚で、とにかく楽しく、ご機嫌で過ごすことを心掛けました。

常に「どうしたい?」と心に問いかけ、何にでもOKを出し、徹底的に自分を甘やかす、を繰り返すことで、心の中の素直な想いをいつもより多く引き出せたように感じます。

もっとも驚いたのは、ベッドに何気なく横たわったときに「あ、わたし、疲れていたんだ……」と、声が出たことです。
全く自覚がなかったため、まさかそのような言葉が出るとは思いませんでした。
いつものように自宅にいたら、気づけなかったかもしれません。
おかげさまで本気で羽を伸ばせました。

まとめ

あっという間でしたが、初の一人ホテル合宿は、大変楽しい体験でした。
日常を離れて、自分と向き合ったことで、心のモヤが晴れたような爽快感を得られました。
次回は、カフェや貸会議室などでも開催してみたいと考えています。

行動が未来を変える

今回の出来事を通して、夢をかなえる最初の一歩は「やる」と決めることなのだと気づきました。
そして、実現に向けて、具体的なイメージを描き、行動していく
「いつかやってみたいな」のままだったら、いつかなえられるかわかりません。

今後もさまざまなチャレンジを継続し、後悔のない充実した人生を歩んでいきたいと思います。

今回の体験が、みなさまの夢への一歩を踏み出す一助となれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!