剣客商売第13巻 第1話 消えた女
秋山小兵衛が、千駄ヶ谷の松崎助右衛門宅を出たのは、午前10時・・・十二権現さまへ詣でようと思いついて、淀橋<ヨドバシ>へ足を向けた。
十二社権現の茶屋で酒菓を楽しみ、内藤新宿経由で帰ろうと、畑の道へ入ったところで、思いがけなく徳次郎が声をかけて来た(見張り中)。
見張られていた若いむすめは、小兵衛の記憶の中の女にそっくりだった。
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切絵図はお借りしています。出典:国会図書館デジタルコレクション
では