自律神経の不調を治す食べ物(症状別)
規則正しい食習慣は自律神経の働きを整えてくれます。自律神経不調の原因は食生活の乱れが考えられます。また、カルシウムが不足すれば、イライラしやすくなり、腸内細菌のバランスが崩れがちです。
腸内に悪玉菌が増えると、自律神経に影響を及ぼします。
1 冷える
はちみつ、紅茶、生姜、シナモン
だるさの原因は血行不良。血行不良になると体温が下がります。改善するにはビタミンBやタンパク質、鉄分が必須です。上記のたべものに合わせて牛肉もおすすめ。
生姜は中枢神経を刺激し、エネルギー代謝を促します。はちみつを食べることでさらにエネルギーを補給できます。
シナモンは血行を促進し、痛みを暖和します。
2 ぼーとする
なつめ、ブラックベリー、クコの実
アメリカの動物実験では、ベリーを食べさせたラットは認知機能が向上したというお話があります。ベリーにには抗酸化力の強い成分が豊富に含まれています。
くるみ、アボカドは、脳の細胞膜のコンディションを維持します。
カフェインは、パソコン作業時の眼精疲労の予防になります。
クコの実は、そのまま食べてもいいですしお茶にいれてもいいでしょう。即効性はないので継続することが大切です。
3 イライラ
ヨーグルト、レモン
カルシウムは筋肉の伸縮に関わり、神経伝達物質として働きます。ヨーグルトと合わせてクエン酸を撮ると吸収率がアップします。また、きのこ、卵、魚、肉なども摂取すると集中力が維持すると言われています。
就寝前のヨーグルトは翌日のお通じを整えてくれます。
4 変な汗をかく
トマトジュース、ゴーヤ、みかん
このような状態は交感神経が優位になっています。副交感神経の働きを高めるために、GABAを摂取しましょう。チョコレートや緑茶トマトジュースに多く含まれています。
かぼちゃにも含まれているのでかぼちゃスープやココアもおすすめです。
5 手足がしびれる
黒ごま、黒豆
冷え性は末梢神経の冷えが疑われます。軽度のしびれであれば血流が不足しており、運動不足がその傾向をさらに押し上げます。
玉ねぎは血の巡りを良くし、梅雨の時期におすすめです。血を急に増やすことはできませんが、黒ごま黒豆も良いです。
6 不眠
ツナ、キウイ
就寝時刻が近づくと、脳内の神経伝達物資メラトニンの分泌が盛んになり、脈拍、血圧、体温が低下し、睡眠に入りやすくなります。メラトニンは脳内でセロトニンから作られますが、その材料となるのがトリプトファン。
ナッツ、アボカド、乳製品、大豆製品、カツオ、マグロの赤身、しいたけ、マッシュルーム、キウイに多いです。
しかし、加齢に伴う睡眠の質の低下は根治が困難なので運動をして活動を見直しましょう。
7 動悸
大豆、人参
大豆のイソフラボンはホルモンバランスを整えます。
8 耳鳴り
セロリ、豚肉、カキ
味覚障害に効くのが亜鉛です。亜鉛を多く含む食材は豚肉とカキ、卵黄です。
9 めまい
ほうれん草、小松菜
めまいは原因を突き止めることが大事です。病気の場合もありますし、多くは鉄不足です。
10 お腹が張る
あおさのり、グレープフルーツ、こんにゃく
グレープフルーツは、クエン酸が豊富で気のめぐりを良くし、胃腸の不快感を抑えてくれます。
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