コシのある人生

山口をレストラン勝手におすすめするシリーズ第二弾です。

山口県には、金魚の形をした周防大島という島があります。紹介したいレストランは、入り口の橋を左に曲がります。商店が見えたら右に曲がります。どんどん細い道へと移動していくと、手書きの看板が出てきます。

一心うどん

こんにちは、とでも言っているような小さな看板が道に出ているので、それに従って行くと良いでしょう。味のある手書きの看板は何度見ても心が踊ります。

探検家のように細い道をくぐり抜け、たどり着いたその先は、まるでジブリの世界かのような素敵な古民家が現れ、かまどの煙でお出迎えしてくれます。

駐車場から一心うどんまでは少しだけ距離があり、ゆっくり歩きながら景色を楽しめます。美味しい景色、心を清める水の音を聴き、ワクワクしてくるはずです。

いよいよのれんをくぐると、素敵な夫妻がお出迎えしてくれます。テキパキとした二人の連携プレイを見たければカウンターへ。のんびりと空間を楽しみたければ、テーブルへ。
ジャズの音色が心をほぐしてくれます。

大きな釜は、手作り。
釜が手作りってどういうこと?と思いますがとにかく、手作りの釜で湯だった麺を網で掬ってチェックしている姿は、かっこいいです。
手打ちの麺はしっかりタイプ。コシがありツルッといける。かけと、こいだしどっちも好きだから、選べません。
だしの優しさに甘えたいときは、かけ。
ガッツリ食べたいときが、こいだし。そんなイメージでしょうか?あとは、付け合せにどれを選ぶかで判断してもいいかもしれません。

小鉢はその時の新鮮なものを提供してくれます。漬物だったり、菜っ葉だったり、釜揚げひじきだったり。いつも何が出てくるか、楽しみです。


天ぷらは揚げたてをすぐに提供してくれるスタイルです。
目の前であがる天ぷらの音は小気味よく、、、と説明している間に天ぷらが、大きくなっていきます。あっという間に、え?!という感じのサイズのかき揚げの出来上がり。天ぷらがカリッといい具合なんです。

うどんに、小鉢がついて、更にセットだとおにぎりがついてきます。え?!それって多すぎじゃない?!とはじめは思いました。
でも、ここのおにぎりはちょっと小ぶりが2個ついてきて、丁度いい。
なにより、厳選されたお米のひとつぶひとつぶが、はっきりしていて、おいしい。うどんももちろんですが、おにぎりはとてもおすすめです。


天ぷらや小鉢の食事どれをとってもおいしい。どれもこれも、健康的な体を作る栄養になってくれる、そんな味がします。

食事を終えて外に出ると、ジブリのような風景がまた、目の前に広がります。
おいしかった、また来たいなぁ、また来よう。
きっと誰もがそう思いながら駐車場に向かうことでしょう。次はかけうどんかな?こいだしかな?と思いながらね。


ちなみに、店内を散策すると、ご夫婦の子供作パンフレットがありますので、ぜひ探してみてください。



とにかくうまい。

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