ぼくの大切なともだち

鑑賞時の感想ツイートはこちら。
（※ツイート内のリンク先は現在、無効となっています）

『ぼくの大切なともだち』を観た。いい映画。フランソワが大真面目に、「ともだちのつくりかた」をブリュノから教わるシーンが面白い（笑）。 観終わったあと、こころがほんわかします。友達って、いいね。ぶきっちょなわたしの、友人たちに感謝。 http://t.co/wfLpvJ3Z

— もりはるひ (@haruhi_mori) February 26, 2012

2006年のフランス映画。コメディ作品です。監督は『仕立て屋の恋』、『髪結いの亭主』のパトリス・ルコント。

あらすじ（ネタバレなし）

主な登場人物
○ フランソワ（ダニエル・トートゥイユ）
　主人公の中年男性。仕事以外には興味のない古美術商。
○ カトリーヌ（ジュリー・ガイエ）
　フランソワの共同経営者。
○ ブリュノ（ダニー・ブーン）
　気さくに誰とでも仲良くできるタクシー運転手。クイズ好き。

ある年の誕生日、フランソワは仕事仲間との食事会で「顧客の葬儀に参列したら、参列者が７人しかいなかった」という話をします。すると、皆から「お前の葬式には誰も来ない」「友達がいないから」と言われてしまいます。

「そんなことはない」と否定するフランソワでしたが、共同経営者のカトリーヌと「10日以内に友達を連れて来る」という賭けをすることに。賭けたのは、フランソワがオークションで落札したばかりの大切な  “壺” でした。

フランソワは、自分が友達だと思う人物のリストを作り “１番” から会いに行きますが、相手からは「友達ではない」と言われてしまいます。友達のつくり方がわからないフランソワは困ってしまいました。

そんな中、タクシーに乗ったフランソワは、気さくな運転手のブリュノと知り合います。ブリュノは愛想が良く、誰とでも仲良く話すことができます。感心したフランソワは、ブリュノから  “友達をつくるコツ” を伝授してもらうのですが――。

覚えてない案件……笑

あらすじを書いておいて言うのもナンですが、わたし、この作品の内容をほとんど覚えていません。

は～い、出ました！ おなじみ、わたしお得意の “覚えてない案件” です！

もういっそのこと、内容を忘れちゃった映画の記事だけ集めて「覚えてない案件」マガジンにでもしようかしら？笑（自他共に認める “忘れん坊将軍” なので、ほとんどの記事がマガジン行きにそうなりそうでコワイ……汗）

ただね、内容の詳細は覚えていなくても、作品の「印象」って残るじゃないですか。「和んだ」とか。「また観たい」とか。「もういいかな」とか。

この映画は「また観たい」作品です。うん。

忘れん坊だと、おトクなこともあるんですよ♩ 次に観た時、また同じ映画を楽しめるんですから♡

この note は、下記のプロフィール記事にもあるように「これまで Twitter に書き溜めてきた映画の感想ツイートをまとめる場」という趣旨で始めたものです。

作品を紹介する映画レビューというよりは、映画コラムに近いのかな。個人的に「これまで観た映画の大全集」にしたいな、というのが、ささやかな目標です♩

なので、「好きな映画」や「面白かった映画」についてはアツく語っちゃいますし、「つまらなかった」とか「覚えてない」作品についても正直にそう書くスタイルでまとめてゆければ――と、思っています。

友達のこと

この映画を観たら、きっとみんな「自分の友達」を思い浮かべると思うんですよね。わたしもそうでした。

わたし、友達は極端に少ないです。（社交的なブリュノとは正反対ですね……。苦笑）

「話をしたいな～」と思ってたまに LINE で連絡を取り合う友人は、二人だけ。おまけに、誰かと日時を約束をして会うことが億劫な “約束無精” なタチなので、同じ都内在住の友人でも年に一回会えれば良いほう。笑
もう一人の友人は遠方に住んでいるので、何年かに一回ペース。

でも、いざ会ってしまうと、ブランクがあることなんて感じないんですよね～。まるで昨日も会っていたかのように、うちとけて話すことができる。話していて “ほっ” とするし、楽しい。

会っていない時でも、その友達のことを思い出すと、心がぽかぽかする……♡

そんな友達を持っていることが、うれしいなぁ、と思うのです。そして、彼女たちがわたしとずっと友達でい続けてくれていることも。

友達って、いいね。

▼ 全作品インデックスはこちら