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最後の初恋

鑑賞時の感想ツイートはこちら。

リチャード・ギア&ダイアン・レイン主演の大人のラブ・ストーリーです。原作は『きみに読む物語』でも知られるニコラス・スパークスの小説『最後の初恋』(原題:Nights In Rodanthe)。

主演の二人が好きっ♩

なんてったって、主演がリチャード・ギアダイアン・レイン! 

リトル・ロマンス』で美少女ダイアン・レインに憧れ、『愛と青春の旅だち』や『プリティ・ウーマン』でリチャード・ギアの瞳に胸キュンしていたわたしたち世代は、明らかに本作の観客層ターゲットなのだろうな……と思います。製作サイドの思うツボ。笑

それでもいいのです。やっぱりリチャード・ギアは素敵だ!!

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はぁぁ…… このまなざし♡ この微笑み♡
こちら側に座っているのが、わたしだったらいいのになぁ。笑

そして、ダイアン・レインは綺麗だし、可愛い!

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年齢を重ねてシワが出来ていても、ほとんどすっぴんのシーンでも、綺麗なものは綺麗なのだ♩

ブルーがとても美しい

この映画を観ていて印象に残ったのは、ブルーの色彩がとても美しいこと。

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海辺の小さな宿の、鎧戸のブルー。窓枠のブルー。壁紙のブルー。ダイアンのカーディガンやドレスのブルー。――どれも美しいです。

ダイアンが賄いとして手伝いに来る、海辺の小さな宿。その室内のしつらえが、また素敵なんですよ~! どのお部屋も、置いてある小物まですごく凝ったインテリアなの♩ インテリアがお好きな方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

わたし的、泣きポイント

感想ツイートに書いた、

後半からラストまで、号泣しっぱなし。目が腫れるー。

とは、二人の恋愛の部分ではなくて、ですね。別のところなのです。

スコット・グレンが亡き妻について語るシーン

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(スコット・グレンの出演シーンの画像がこれしか見つけられず、残念。これは嵐が来る前の、最初の登場シーン)
後半に彼の登場する場面がもう一度ありまして、そこで泣きました~! さすが年季の入った俳優さんだなぁ……と。

ダイアンの娘が母に寄り添うシーン

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悲しみに暮れて抜け殻のようになった母(ダイアン・レイン)を、反抗期の娘(メイ・ホイットマン)が甲斐甲斐しくサポートするんですよね。
何も手につかなくなった虚脱状態の母に、そっとブランケットを掛けてあげたり、まだ小さい弟のお世話を頑張ったり……。ここが一番泣けました!涙

わたしもシングルマザー歴が長いので、つらい時、しんどい時が、たまにはありまして。そんな時、いつもいつも、そばにいて支えてくれたり、気遣ってくれたりしたのは息子だったなぁ……と。(ありがとう、息子よ)
そんな我が子の姿が重なってしまって、涙が止まりませんでした。

ちょいと気になった点

最後になってしまってアレなのですが、せっかく魅力的な主演俳優を据えて、構図も映像も綺麗なのに、カット割りが「ん???」と感じるシーケンスが多々見られました。

観る側の気持ちが物語の中に入り込むか……? 入り込みたい! という時に、なんだか雑なカット割り(妙に細切れに切り替えたり)が入って、若干興ざめしてしまったり、人物の相対関係がわかりにくくなったり。

このあたりは、監督の力量が出てしまうのかなぁ……と感じました。


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