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フィリップ、きみを愛してる!

鑑賞時の感想ツイートはこちら。

2009年のアメリカ・フランス映画。ジム・キャリー&ユアン・マクレガー主演のコメディ作品です。原題 "I Love You Phillip Morris"。

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まさかの実話!

本作の主人公、スティーヴン・ラッセルは実在の人物。IQ169 の天才詐欺師でした。IQ169 といったら、メンサに余裕で入会できる知能の高さですよ!(メンサとは:人口の上位2%に属する高IQを持つ人たちの交流団体)

理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が IQ160、天才アインシュタインが IQ160~190(推定)でしたから、主人公がどれくらい優れた頭脳の持ち主なのか、よくわかりますね。

彼は高い知能を駆使して、様々な詐欺で高額のお金を手に入れたり、脱獄を4回も成功させたりしています。作中でもその様子が描かれているのですが、手法があまりにも見事過ぎて(めっちゃ賢い!)、コメディ的な架空のお話としか思えない!笑

みなさんは「天才詐欺師」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか? 冷酷で、ずるくて、人を見下していて―― なんとなく、そんな人物像が浮かぶかもしれませんね。 

ところが本作の主人公は、たび重なる脱獄の理由が “恋人に会いたい一心” だったりして、なんというか “自分に正直過ぎる” キャラクターなんですよね。笑

彼の発想に笑ったり驚いたりしながら、楽しく観られる映画です。

主演のゲイ・カップルが最高♩

“自分に正直過ぎる” 主人公「スティーヴン」を演じているのは、あの “おふざけ大魔神”(と、わたしが勝手に呼んでいる、笑)ジム・キャリー

彼が登場して、変顔をしたりふざけた動きをするだけで、観ているこちらがついつい笑ってしまう、ジム・キャリー。ずるい。反則です!笑(あの人の表情筋、自由自在ですよね? どうなってるんだろう……??)

ジム・キャリーといえば、『トゥルーマン・ショー』、『イエスマン』、『エターナル・サンシャイン』なんかも面白かったなぁ♩

これは『トゥルーマン・ショー』でゴールデングローブ主演男優賞を受賞した時の、ジム・キャリーによるスピーチ。トークだけでも笑いが取れる男。笑

・・・

そして、主人公スティーヴンが刑務所で出逢い、運命の恋に落ちる相手「フィリップ・モリス」役がユアン・マクレガー

この役のユアンがね、すっっっごく可愛いの~♩
こちらの予告編、1:00 あたりにご注目。

はにかんだ笑顔とか、小首をかしげる仕草とか ――もう、完全に乙女でしょう?♡ 可憐でしょう?♡ すごく上手なのです。

・・・

この芸達者な主演の二人が、ラブラブなゲイ・カップルを魅せてくれます。

コメディ作品だけれど、スティーヴンがフィリップを想う気持ち、フィリップがスティーヴンを想う気持ち、どちらも純粋に「」なんですよね。そこがちゃんと描けているので、好感が持てます♩

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おまけ: 何度でも楽しめちゃう

ところで、この作品。わたくし実は、かれこれ数回観ています。

――だそうです。今回こうして note に記事を書いたので、「観たこと自体を忘れる」ことは、もうない……はず。笑


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