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ワークタイムデザイナーに出会って考えたこと

時間管理の目標は1日3時間の自由時間創出と売上倍増

 最近、生活が夜型に傾きつつあることと、理想の睡眠時間を取ることができず、タイムマネジメントについて考えていたら、ある会合で「ワークタイムデザイナー」という肩書を持つ女性に出会いました。生まれて初めて聞く職業です。

 彼女が掲げる宣伝文句は「今よりも自由な時間が1日3時間を作りながら、売り上げを 倍増させるために、時間の使い方や仕事の効率を上げる業務改善のコンサルティング」です。時間の使い方を指導するというより、生産効率と売上アップのためのコンサルタントなんですね。

作業時間の読めないクリエイターはドツボにはまりやすい

 ターゲットは「個人事業家のクリエイターやデザイナー」で、事例を見ると「あ、これ私のことだわ!」と思うものばかり(笑。クリエイティブな仕事は時間が読めないことが多いですし、つい手間隙かけてしまうので、仕事が増えればドツボにはまって、「野麦峠状態」になってしまうんですよね。

 3時間という謳い文句が絶妙で、「毎日1時間でいいから、好きなドラマが見たい」「占いでもっとインプットする時間を増やしたい」「7時間は眠りたい」などと考えている私の心をくすぐりました。

浅田次郎さんは毎日人の小説を4時間読んでいる

 ベストセラー作家の浅田次郎さんはあんなに質の高い小説を量産していても、毎日4時間は人の作品を読んでいるそうです。売れっ子作家になった今でも、小説を読む時間が至福の時間なのだとか。おそらく、浅田さんにとって、小説を読む時間は楽しみであると同時に「仕事」なのでしょう。だから、きっちりその時間を確保できるのです。

 あの浅田次郎さんが毎日4時間、インプットの時間をひねりだせるのです。それなら、凡人で大した仕事をしていない私が3時間作れないはずはありません。そうは思ってはいるのですが、今と同じ行動を繰り返していては、時間が増えないことも確かです。

人の誘いを断れないから、優先順位の高い大きな石が入らない

 おそらく私のような人間はロングセラー『7つの習慣』で、著者のスティーブン・R・コヴィー博士が指摘しているように「小さな石を先に入れて、大きな石が入らない状態」に陥っているのでしょう。もっと言えば、意識の根底に「人に嫌われたくないから、断れない」があるのかもしれません。

 タイムマネジメントは、「自分の優先順位を明確にし、最も大切なものに時間を割くと決意し、実行」しないと出来ないものなのです。

 お金を節約するなら、家計簿をつけろといいますよね。時間も同じだと思うので、まずストップウォッチっで1週間の時間の使い方を記録することからスタートしてみたいと思います。何か発見や変化があったら、noteでご報告しますね。

 


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