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『私の美しい庭』 凪良ゆう著

10歳の少女百音はお母さんの元旦那さんの統理と一緒に暮らしている。統理は彼らが暮らすマンションの屋上の「縁切りさん」と呼ばれる神社の宮司の傍ら翻訳のお仕事もしている。
2人の隣にはキャンピングカーで路上バーを営む路有が住んでて、毎朝朝ごはんを作ってくれる。そんな彼は4年前に元彼に「愛している」のメモ書き1枚で捨てられた過去を持つ。
母親と二人暮しの桃子にはお見合い話が来るが忘れられない彼がいて…
ある日突然元彼からハガキが届いた路有はキャンピングカーを走らせて彼の元に向かうが…
10年東京で仕事をしていたが鬱になり実家に帰ってきた基はクリニックで兄の昔の恋人に会い…その頃東京に残してきた彼女には秘密があり…

読んでる時は悲しい気持ちとか苦しくなるけど、それぞれのお話を読み終わったら胸がスっとスッキリしました。百音という少女はとても気が強いけど、子供の純粋さが溢れててとても可愛らしい女の子だと思いました。

「呼び方も暮らし方も、これからふたりでひとつずつ作っていこう」

#私の美しい庭
#凪良ゆう
#読書
#読書記録

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