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「三鷹の小さな書店 本と珈琲 UNITÉに行って来ました」

「三鷹の小さな書店 本と珈琲 UNITÉに行って来ました」

三鷹市芸術文化ホールで舞台公演がありました!
私の好きな横山拓也さんの作品でした。この劇場は「三鷹駅」から南へ歩いて15分くらいかかります!いつもバス通りでなく商店街を歩いて行きます!数年前に出来た「ワンタンメンの満月 三鷹店」を超えてしばらく行くと
素敵なたたずまいの書店があります!小さな木の看板が置かれていて「本」とだけ書かれています!お店に入ると右側にカウンターがありそこで珈琲などを飲むことが出来ます!

カウンターの奥にレジがあり、そのさらに奥が広めの書店コーナーになっています!右手の奥には低いカウンターがありそこの椅子に座って珈琲を飲みながら本を読むことも出来ます!制限時間はなく、本を見るだけなら無料で入れます!六本木にある「文喫」(元:青山ブックセンター六本木店)は入場料が必要(ただしドリンク付き)なのでそこが大きく違います!カフェと書店が一緒になっている業態はTSUTAYAを初めとしていまはとても普通になりましたが、この書店の特徴は本の品揃えです!
「地図と拳」や村上春樹さんの新刊「街とその不確かな壁」なども置いてあるのですが、太宰治(三鷹らしい)の作品各種や角田光代が現代語訳した「源氏物語」。

またタイムリーなカタチで
先日亡くなられた大江健三郎や坂本龍一の本も何冊も置かれていました!
今まで読んだことがなかったような本に出会うことが出来ます!
書店のもっとも素敵なところです!
セレンディピティが生まれる場所としての書店。
店内にはジャズが流れていて、私の大好きなキース・ジャレットの
「ケルン・コンサート」のCDも発見してしまいました!
映画のコーナーには「ゴダールの映画史」など!
そして哲学書がものすごくたくさん置かれています!
國分功一郎さんがお書きになった岩波新書「スピノザ」などは
大江健三郎さんの追悼番組を見てとても興味をもったものでした!

しかもこうした本以外に目線の下の方!高さ多分50センチくらいの棚には絵本が置かれています!「スイミー」やヨシタケシンスケの絵本たち、「パン屋どろぼう」など、子どもと一緒に来た時に子供の目線で見やすい高さにそうした本が置かれていることも感動でした!さらに別の低い棚には子どもたちが大好きな「うんこ」コーナーが!この書店は新刊書だけでなく「古本」も一緒に売られています!こうした形の個人書店が増えていると聞きました!そこで私が出会ったのが「増補 経済学という教養」稲葉振一郎(@ちくま文庫)というもの。

社会人大学院で「経済学」を選択しているのですが、概念の捉え方が独特でなかなか理解が出来ず、本書は数式を使わずに経済学を学ぼう!みたいなことが書かれてありました!しかも「古本」だったので定価の約半額でした。この日はこの本を購入させていただきました!

お店の雰囲気が購買行動を喚起するというすごいマーケティングがなされているのではないでしょうか?
「epistemic value」という顧客価値が私を魅了したのか?
と推測しています!レジはエアペイが導入されていました!
なので、お店の人は「オダギリ・ジョー」ではありません。

レジの方に、ここの本の選書はどんな方がやっているのですか?と聞いたらこの店の内装と選書を書店主であるオーナーがやっていますとのこと!
そして最も驚いたのはその書店主の年齢を聴いたら何と!28歳とのこと。
詳細は以下をご覧ください!
簡単に言うと、兵庫県出身で京都の大学の法学部を出て
東京の出版社に勤めていたのですが退職して
この書店主になったとのこと!
京都にあるこのようなカタチの書店をベースにこのお店を始められたそうです!しかも京都で好きだった珈琲を仕入れておられ、このお店で淹れてくれるそうです!三鷹に行かれる時には是非覗いてみてください!
好きな人は好きになる!そんなお店です!
詳細の記事が以下にあります!


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