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国民健康保険の申請に行って来ました。行政サービスのこと。

国民健康保険の申請に行って来ました。行政サービスのこと。

3月1日。退職後1日目。「退職証明書」を持って市川市の役所へ行きました。窓口で「国民健康保険」の申請に来ましたと言ったら「福祉課」です、と案内されました。
国民皆保険制度がある国は日本とキューバ、それからあと何カ国か?みたいなことを聴いたことがあります。それくらい住むのに安心な国なのでしょうか?そんな環境だと自己責任という言葉を忘れてしまいそうになるのかなあ?指定の書類を書いて、受付ボタンを押して「〇〇番」と書かれた紙を持って呼び出されるのを待ちました。
無職になってお役所で公的サービスを受けるという状況がなにか行政に守っていただくみたいな感覚を感じるのは私だけなのでしょうか?呼びだされた窓口の係りの方は私より少し下の世代の50代半ばのような感じの方でした。「退職証明書」と「マイナンバーカード」をお渡ししてコピーを取っていただきます。
実は、この日は隣の窓口には「マイナンバーカード」のマイナポイント駆け込み申請の人がたくさん来られていました。昨日は120人待ちで5時間待ちだったとおっしゃっていました。そのため期間を3月1日まで延長したことをニュースで聞いていました。ここでもそんなことが実際に起きていることを見て、膨大な待ち時間を知り、すさんだような空気になっている現場。そして、なぜこうした駆け込みの状況が起きてしまったのか?少し悲しい思いで、その原因は何だったのか?考えました。メディアがあおったこともあるでしょうが?やはりさっきの自己責任の感覚が私たちには少ないのでギリギリになってからであせって申請ということになってしまったのでしょうか?制度設計の難しさを感じました。
健康保険証は数分で完成され。いただくことが出来ました。これからは自分で保険料を支払うことになります。給与がないので天引きなどがありません。窓口で銀行のキャッシュカードをお渡しするとすぐに銀行自動引き落としの手続きが完了しました。丁寧に接していただいた市川市の職員の方の対応を拝見して、公務員は社会の公器であり、住民のためにことを思ってサービスをされているのだな!ということを実感しました。
誰かのために何かをやってあげたいということが公務員で働くことの実は最大の喜びかも知れない。それは政治の世界も同じではないでしょうか?誰かのためになることをやること。それが喜びに変わるのを見られることこそが行政サービスの本質的な価値なんだな!ということをこの日は気づかせていただきました。
(写真は、送別の記念に頂いた、高級な食パンとジャム:おいしゅうございました。)

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