旅は続くよどこまでも

※旅行の話ではありません。どっちかっていうと自分探し的な話です。探してるのは自分じゃないんだけどね。

ここんところずっと、CI(コーポレートアイデンティティ)というか、自分のビジネスにつける名前を考えている。ほかの仕事をしていても、なんなら仕事をしてない時間でも、ふとした瞬間に「名前…」となっているのだが、片手間で考えてるうちは見つからない気がしてきたので時間をとってみた。直観でばばっと好きな響きのブランド名をつけてもいいのだろうけど、残念ながら今のところぴんとくる名前が降りてくる気配はないので、ちゃんと机に向かって考えることにしたのである。

自分について掘り下げて、自分の好きなもの・ことをリストアップして、ひとから言われたい言葉を思い浮かべて…とにかく書き出してみる。途中で手が止まったので、「アサヒビールの奇跡」(石山順也)というアサヒビールのドキュメンタリーを10年ぶり?15年ぶり?くらいで開いてみたり。規模も業界も時代も違うけど、CIの話だったなぁと思い出したので。で、途中でやおら「大事なのは上位概念だ!」と思いついてMission・Vision・Valueを書き出してStrategyに落とし込むぞぅ、と急に元コンサル会社っぽいことを始めて夜が更けたなう。なお、名はまだない

いろいろと書き出しながら、大学時代の心理学の授業を思い出した。自分は「内向」で「直観」(直感じゃなくて)だった記憶がおぼろにある。「直観」てのは脳内ビッグデータを無意識に働かせてぴーん!と閃く、つながる、みたいなやつだと理解しているのだけど、学生時代よりもこの仕事を始めてからの方がこれが働く場面が増えている気がする。後付けで理屈をつけるのだけど、思いついた瞬間は閃いちゃってるので理屈がない、みたいな。特に、「このやりかたはうまくいかない気がする」「これはほっとくと大ごとになるぞ」「これはやがて『だから言ったのにー』ってなるやつだ」といったネガティブな認識として出現することが多い。大概あたる。直観なので説明に苦労することもあるのだけど、経験が増えるほど、知識が増えるほど、その精度は増すし出現回数も増えてきている気がする。こうして、どんどん自己理解が深まる。なお、名はまだない

たぶん、これはしばらく頭の片隅に置き続けて「降ってくる」(直観的に)のを待つか、ちょっと寝かしておいてまた数日後に再検討するか、自分の脳みその限界としてひとと会話するか、とにかく今答えを出そうとしても無理ってことなんだな。しかたなし。

明日は久しぶりに事務所勤務日なので、外の世界の空気を吸ったら考えが変わるかもしれないし忘れていた大事なものを思い出すかもしれない。あとは、親しいひと、一緒に仕事をしたことのあるひとたちにアンケートでもお願いしようかしら。とりあえず、今日はここまで。

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自己紹介がてら、今日書き出した「好きなもの・ことリスト」を載せておこう。新しい話題が生まれるかもしれない。

・好きな言葉 :誠実、信頼、無駄のない、効率的、合理的、時短
・好きな色 :ライムグリーン、ネイビー、辛子色、ターコイズブルー
・得意なこと :自分を大きく見せる(良くも悪くも)、単純作業の効率化、荷造り、人員配置、読解、間違い探し
・好きな国 :イギリス、イタリア
・好きな番組 :「ブラタモリ」、「世界街歩き」、「旅するイタリア語」、BBC制作の歴史ドラマ
・好きな音楽 :「You raise me up」、「Never enough」(『Greatest show man』)、「恋に落ちて」(小林明子)、「さよならのかわりに」(山口百恵)、「シンシア」(原田知世)、かつてはビジュアル系(L’Arc、La’cryma、LUNA SEA)、スピッツ、T.M.Revolutionなどなど
・好きな本 :「私のスタイルを探して」(光野桃)、軽妙なエッセイ、短くまとまった文章
・好きなもの :家族、バレエ、舞台、ヨガ、歌う、踊る、猫
・興味があること :概念化、語学、勉強
・欠かさないもの :ジェルネイル
・好きな花 :スイートピー
・好きな香り :柑橘系のフルーティなもの
・好きな食べ物 :チーズ、チョコレート
・好きな飲み物 :ルイボスティー、焼酎(特に甲類と紫蘇)、さっぱりしたお酒
・好きな服 :ワンピース、スーツ、無地、ストライプ、ボーダー

好きな演劇、劇団、俳優はいっぱいいるので書けぬ。高品質で、特徴的で、普遍的なものが好き。特徴的であることと普遍的であることは両立する。

さて、ほんとにそろそろこの辺で。

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