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硝子の塔の殺人 知念実希人

ずっと気になっていた本をやっと読みました。
何を書いてもネタバレになってしまいそうだが、とても好きなタイプのミステリーでした。
ミスリードに次ぐミスリード…騙されました。

ミステリー小説ってある程度の冊数を読んでしまうと
展開を予想してしまって、しかも結末が自分の想像通りだとがっかりしちゃう。
わたしはいつも、次に読む小説こそは過去読んだ作品を超える驚きを与えてほしい、と願いながら新しい作品を読みます。
正直本当におもしろいトリックや驚きで声が出てしまうような本に出会えることはめちゃくちゃ稀です。
いろんな本を読み続けても自分好みな本に出会えるのに年単位でかかることもある。旅路は長いです。
それでも新しい「まさか」が欲しい。
読めば読むほど、出会えれば出会えるほど、もっとおもしろい作品が読みたい、とどん欲になります。

わたしにとってこの本はそう言った気持ちを満たしてくれる小説でした。
Youtubeなどでこの本を読んだ方々の反応を見ていましたが、あの顔あの言葉が出るのも頷けるなと。
もっともっとこの本を読んだ人の読後の反応を見たい…!
そう思わせてくれる本でした。


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