第2章② 自分のことばかり考える仕組み
こんにちはこーじーです。
今回は「自分のことばかり考えてる」ってどういうことか、解説します。
私は、今回の気づきの中で、1冊の本を読みました。
この本に書いてあることが本当に本当に参考になりました。いきなり、なんの前触れもなくオススメしてくれたアマゾンほんとありがとう。ぜひ読んでみてください。この本だけは絶対に売りたくない。笑
この本に書かれていることを参考に、私が理解した「自分のことだけ考える仕組み」をお話しします。
なぜこんなにも自分のことばかりを考えるのでしょうか。
その背景には「正当化」が必ず存在します。ほんの小さな正当化が、自分中心の小さな小さな世界を作っていました。
正当化と言うと「私は悪くない」このようなイメージですよね。まさしくそうです。
例えば。私が実家で、テレビを見ています。同じ部屋にいる妹はスマホでYouTubeを見ているようです。私はテレビのチャンネルを変えたくなってリモコンを目で探して、取りに行こうとしました。でも、よく見ると妹のそばにありました。そこで私は、妹に「リモコン取ってよ」と言います。
すると妹は「YouTube見てるし無理」と言います。「すぐそばにあるんやし取ってよ」と私。「いや」と妹。「ほんまイケズ(意地悪)やな」と私。
いや、妹は意地悪ではありません。私がリモコン欲しいんですから、私が取りに行けば済む話です。妹は完全にもらい事故。
私は、「私はリモコンから遠くて手が届かないから取れない。」と正当化し、取ってくれなかった妹を意地悪認定しました。全然そんなことない優しい妹なのに。
でも実は、この正当化の前に、1つ重大なことが起こっています。
私は一番はじめに、「あ、リモコン取りに行こう」と思っているんですね。でも、よく考えたら妹が近くにいるから、取ってもらえばいいや。と考えているんです。
「あ、リモコン取りに行こう」と思った自分をまず初めに裏切っています。
そして、「私はリモコンから遠くて手が届かないから取れない。だから取りにいなくていい。」と自分を裏切ったことを正当化します。そして「近くにいる妹が取ればいい。」と正当化を繰り返すのです。なんて自分勝手な!
この一瞬の自分への裏切り、実は結構あるんです。私は言葉足らずなことが多く、コミニュケーション関連のトラブルが多くあります。いつも一瞬「あ、これ言うといた方がいいな」って思うのですが、「言わなくてもこれくらいわかるか」と言うのをやめてしまうことが多いです。そして、何かトラブルが起こると「これくらいわかってよ」と相手を責めるのです。(ああ〜タチ悪い〜。)
「言うといた方がいいな」と思った自分を裏切ったことによって、「これくらいわかると思ったから言わなかった」と正当化することになり、相手を攻めることになります。
この自分への裏切り、思い返すと本当に多くあります。「言うといた方がいいな」って思った時に言えば済む話です。でも「めんどくさい」「なんか嫌」「私忙しいし」「私疲れてるし」「なんか腹たつし」といろんな自分勝手な理由で自分自身を裏切ります。この理由たちは自分のことばかり考えている表れです。
この裏切りがなければ、人間関係トラブルってめっちゃ減るだろうなと思います。
なんかうまくいかない相手、いませんか?その相手に対して、自分を裏切っていることはありませんか?
一度考えて見てください。そして、冒頭でご紹介した本をぜひ読んでみてください。
自分を裏切ることで、正当化しなければならなくなる。その正当化は全てが相手のせいに見せかけた自分勝手な理由です。
これが、自分のことばかりを考えてしまう仕組みだと私は解釈しています。過去の私は、この負のループに、完全にどっぷり浸かっていました。