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BUMP OF CHICKENのライブに行きました。


タイトルシンプルすぎてすいません。
先日行われたBUMP OF CHICKENの結成25周年ライブ「Silver Jubilee」の2日目に行ってきました。
ホントは今年の2月10、11日開催予定だったんですが、コロナの影響で延期となりまして…
やっとこさ、満を持して開催だったんですが一言で言って…



最高~~!!!!でした。

↑ほんとはもっとバカでかい文字で感情を表現したいんですが、わざわざ画像にするのもなと思いnoteの機能の範囲で一番でかい文字にしました。

2年8ヶ月ぶりの有観客ライブということで、なんかこう…だめだ言葉にできない…昨年11月14日にYou Tubeで公開された「Silver Jubilee」ですら感激の嵐だったのに正直会場に居た身としては最初から最後まで腰抜けてました。
てかまだ腰抜けてます。たぶん

今回は千葉の幕張メッセで開催だったので、朝から新幹線で移動し、会場入りできたのがだいたい16時位。
17時開場、18時開演だったので、それまでの間はフォトスポットやグッズ見たりうろちょろしてました。フォトスポットはめちゃくちゃ混んでて、なんか諦めちゃった。というかああいうのだめなんです。恥ずかしくて……でもなんかみんなが楽しそうに写真撮ってるの見て満足しました。

並ばずに撮れるやつはちゃっかり撮りました。

会場入りしてまず驚いたのが、1万5000個のパイプ椅子並んでました。
なんとなく床に席をバミってるんかな~と思ってたんですが…絶対準備大変だったよね。
コロナ禍でのライブって開催すること自体が大変だからさ…今までならエリア区切ってとかで済んでたけど…パイプ椅子並べることなんか卒業式依頼やってないけど大変じゃないっすか。席には座席の紙が貼られているし、椅子同士をプラスチックのワイヤーで括り付けられてて…手間かかってる!!!!

感染症対策ってホント大変。と思った。それだけこのライブに携わったスタッフが多いんだろうな~~~と規模のでかさに謎の感動を覚えた。
席に座ってそわそわしながら、証明のスタッフさんが天井に吊るされた装置にはしごで登っていく様を見つめていた。今トイレ行きたいです!ってなったらまじで喧嘩になるんだろうなと思った。

全然ライブの感想にたどり着いてないんですが、なんやかんやでここからライブの感想です。全曲レポはきもすぎるので印象に残ってるところを少々…

会場内のBGMが一瞬止まり、会場の空気が変わる。どこかの国の美しい声の女性シンガーの曲が流れる。SEではない。けどこのそろそろ始まるよ、という微妙な変化に会場の空気が更に変わる。
曲が止まり、SEが流れる。ツアーだとその時のコンセプトに合わせた特別なSEを流すが今回はBUMP定番のザ・フーの「A Quick One, While He's Away」
だった。

各メンバーが登場し、会場が沸きライブが始まった。

今回のライブは、新旧色んな曲をやってて、重めの曲から明るい曲までほんと幅広かった。例えば1曲目のアカシアはめっちゃ明るい。アカシアの疾走感というか曲全体がすごい前向きなんですよね。

転んだら手を貸してもらうよりも 
優しい言葉選んでもらうよりも
隣で信じてほしいんだ

この歌詞がすごい好きで、大切な人をパートナーとして認めてる。そんな感じがするんですよね。一緒に行こう!君もすごいし僕もすごい!みたいなすごい真っ直ぐな曲。the・ポケモンって感じはしますが、それでもライブの1曲目にぴったりで、最高の気持ちでライブが始まりました。

かと思えば、5曲目はギルド。もうね、泣いちゃった。ユグドラシルは私が中学生の時に出たアルバムで、ユグドラシルの中でも結構暗めの曲。
中学生のときは正直ピンときてなかったけど今になってすごい染みた。

悲しいんじゃなくて 疲れただけ ←良いフレーズ

7曲目はFlare。
ちゃま不在時に出された曲で、ちゃまに向けて作られた曲だと言われているやつ。これに関しては、アカシアの次に出たとは思えないくらい寄り添いの曲。べったりと言うかは、ちゃんといるから待ってるよ。みたいな曲。
あまりにも雰囲気が良くて、アウトロの前に拍手しちゃった。
この、拍手のタイミング間違えました。みたいなのほんとはずくていつも顔真っ赤になるんですがこの日に限っては出るべきタイミングで手が動いた。という感覚だったので全然そんな気持ちにならなかったです。演者的には覚えててね。って絶対なるやつというのはわかっているんですが…

9曲目は、リトルブレイバー。
えーーーー、やばい。リトルブレイバーのイントロのアルペジオ好きすぎるんだよな…BUMPのライブで私が思うのは、古い曲やってもなんか懐メロ感があんまり出ないのがすごい良いんですよね。何なんだろうあの感覚。

11曲目は、Aurora。12曲目は、ray。
Auroraの途中で、なんか銀テープ出るかも!!と思ったすごい身構えてしまって、手拍子のタイミング逃した。rayはマルバツサンカクの照明もちゃんと発見できてよかった。
曲終わりの藤くんが拍手求めまくるところとかも最高でした。永遠に拍手できます。

本編最後はメーデー。
大学生~社会人5年目くらいまでBUMPから離れてたんですが、このメーデーだけは好きでよく聴いてました。なんかこれは私の中では頑張れる!って曲で、もうどんなけ応援ソングあるねん。って感じなんですが、自分の素直な部分に対して背中押してもらえてる気がするんですよね。

アンコールあるあるとして、会場全体のタイミングがどんどん合わなくなってなんか声のでかい人が「アンコール!!アンコール!!」ってゆっくり目に叫んで、タイミングを調整しに行く。ということがあると思うんです。

今回はコロナ禍で全編発声禁止だったので、我々は歌ったり、声援は一切してなかったんです。アンコールも拍手だけで行われてたんですが、なんとこの日は開場のアンコールのリズムが一向にずれることなく永遠に一定のリズムを保ってたんですよ。(少なくとも私の席ではそう聞こえた)
これってすごいことですよね。発声がリズムを乱すなんて考えてもなかった。たしかによく考えたらアンコールする時ってより大きな声援を送ったり、友達と「すごかったね!」みたいな事喋りながら手を叩いたり、リズムに集中することってなかったんですが、今回は手拍子のみだったのでみんなそれに集中できたんでしょうね。とにかく不思議な感覚でした。

アンコールは4曲やってくれて、ガラスのブルースがかなり良かったです。

MCの内容は割愛してきたんですが、この日はさっきも書いた通り全編発声禁止だったので今までお客さんが歌ってたパートは、空いたままだったんです。これライブ始まる前はどうするんだろ~みたいなこと言ってて、なんやったら「無言だったらシュール過ぎるよね」みたいに茶化してたんですが実際はそんな事なく。

クラスメイトが学校休んだときに席を開けておくようなこと

そういって、いつかみんなが歌える日まで開けておくよ。と宣言してくれた藤くんの言葉で一気に救われた感じ。まだまだ私達普通の生活に戻る途中なんだよなーってことを再確認したとともに、その空白がまた愛おしく感じてしまい、ガラスのブルースでいつもより無言のパートを増やす藤原基央にまた心を動かされてしまいました。

人間生きていくにはどうしても少なからず聖域というか、自分自身のキャラクターとは合わないけど大切にしてるものってあるじゃないですか。
生きていくために感情とは乖離した行動を選択させられたり、周りの人に流されたり、大切なものを捨てたり、要らないものを拾ったり…
でもそんな日々の生活とは別の場所に何か大切なものがあれば、救われるというか生きていけるというか。

BUMPにとってこの1年ほどは、ほんとに大変な時期だった。背負った看板が重くてしょうがない。でもみんなが居たから、みんなに勇気づけられたなんてそんなことを言ってくれて。

絶対条件としてアーティストと私たちは遠い存在で、でも楽曲やライブを通して近くに感じることができるわけで。そういう意味で、ただ毎日を生きて音楽に触れるだけでそれが彼らの力になるんだな。と少しだけ近くに感じることができました。

つくづくBUMPのライブは日々の生活の答え合わせだなーと感じました。
背中を押してもらったり、隣りにいてもらったり、時には一緒に歩いたり…年がら年中BUMP漬け!というわけではないのですが、また次のライブにも参加できるように日々を頑張っていこうと思います!

結果、

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でした。

そんなBUMPさんですが、「Silver Jubilee」のプレイリストが各種サブスクで公開中です。8/14からはHuluでライブ映像も公開!(チケット3,300円)とのことですので、是非興味のある方は見たり聞いたりしてみてください!

以上~~~!


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