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(特に)新入生必見かも、個人的つくばのおすすめスポット三選。

 つくばは田舎である。…この土地に住んでまだ3年、若輩者のピヨ太郎ではあるが、はっきりと言い切るくらいに生活の中で感じるところがある。つくばセンターから離れるにつれ次第に街頭の数は減り、(平日は)閑散とした公園を横目に北上していくといつのまにかあたりに木々の姿が増え、なぜか森の中に来てしまった!焦り出した時にはもう筑波大学内なのである。初対面の人に筑波大ですぅと言うと、「研究都市だしすごいんでしょ」とか「ロボットが道を走ってるてほんと」というような反応をもらうことがある。あながち全てが間違いではないしセグウェイが道を走っているところはよく見かけるが、人々が期待するような「未来」を町の情景に感じることは少ない気がする。だが、そこに住む人と話したり、イベントや何かに参加してみたり、いろいろ調べてみたりするとあ〜研究都市ってそういうことかぁと思えたりする。アカデミズムはそれを志向する人たちの間のみでアツい話題になったりするものだ…。つまり、つくばって田舎だけど住むほど味わい深いプレイスだってことヨ。今回は私ももう学部4年生、ということで、ここでつくばのおすすめスポットを紹介していきたいと思う。

1.PEOPLE BOOK STORE

 天久保にある古本屋さんである。(冒頭の写真右側)文庫本や雑誌、はたまた店主植田さんのおすすめだったりお友達だったりのZINEやミックステープまで売っている。植田さんはパーティーを主催したり、周辺のイベント事にも精力的な、エネルギッシュかつ遊び心ある大人。以前一度イベントでDJさせてもらったことがある。楽しかったな〜。店内は狭めなので距離が近く、仲良くなってお話するのも楽しい。つくば周辺の、感度の高い人たちが集まる場所のような気がします。ここで本を買って、お隣の千年一日珈琲焙煎所でドリップコーヒーお供に読む、というのが鉄板コースなので、やってみてもいいんじゃないでしょうか。(写真 #uedaisdead Instagramより)

2.ワンダーレックスつくば店

 小野崎にある超でかいリサイクルショップ。ここの好きなところは、ゴミか否かの判定が難しい代物まで大量に商品が並べられているところ。私はよく服などをここに買いに来るが、気分はまるで宝探し。あるんですよ20着くらい探してなかなかいいなと思える1着が!つくばの土地柄留学生のものだったろうと思われるUSサイズのトレーナーや、着方もよくわからない衣装らしきものまで…掘り出し物を見つけた時の高揚感たるや、某夢の国にも劣らないのではなかろうか。また、周辺はマクドナルドや後楽園など、「現代の田園風景」とも言えるような状況が広がっておりとても味わい深い。下北沢の古着屋さんを巡るのもいいが、こういった穴場もチェックしてみては。友達と行ったら絶対楽しい。(写真 https://www.wonderrex.jp/shop/tsukuba/ より)

3.フィンラガン

 天久保にあるバーである。クラフトビールをはじめ、店主さんのこだわりが詰まった品揃えはいつ来ても「酔える」感じ。キャッシュオンデリバリー(1杯ごとにお金を払う)なので、少しだけ飲みたい時や二次会に最高なんですね。大学から近い場所にあるので、学生はもちろん先生も飲んでいたりする。昼間授業を受けていた先生と夜はフィンラガンで飲む、なんてこともあったりして…本当にあったんですけど。また、お酒が飲めない人も、おつまみも美味しいのでオススメだ。私が好きなのは「カレーライス」で、なんとも言えないコクがあってやみつきになる。期間限定の料理や、本当に希少なお酒もあったりして目が離せない、つくばで最もアツい酒場の1つであろう。(写真 https://tabelog.com/ibaraki/A0802/A080201/8001004/dtlphotolst/3/smp2 より)

 以上つくばの個人的おすすめスポット三選である。基本大学周辺から自転車圏内であるので、私も本当によく行く場所だ。まだまだ書きたい場所はあるものの、こうしてみると地元とも都内とも違う、「つくばらしさ」は確かに存在するなぁと思う。おおらかで、DIY精神が根底にあるような感じ。

 とはいえつくばマスターへの道はまだまだ遠いように思える、精進していきたい。そこの君も、まずは車持ちの友人をつくるところから始めよう!

2019/3/28 春

 

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