転職サイトに登録したら12 過去の記憶の整理
今回は新しい職場に入るに際しての個人的な不安事項を解消すべく、何が不安なのか整理するために記録する。
私の性別は女性で、産まれてから今まで女性として生きてきた。
ただ、人それぞれ性別に対しての概念とか認識は微妙に異なっていて、更に年代別での性別へのバイアスみたいなものもあって嫌な思いをした事がある。
昭和後期に生まれ、人生の大半を平成で過ごし、新卒時代は平成だったが、まだまだ男女格差があったし、女は化粧しろ、笑顔でいろ、控えめでいるべき……などなど私にはかなりハードルの高いあれこれを押し付けてくる人がいる時代だった。
田舎だったこともあってか、進学するにしても危ないからという理由で実家から通える大学以外は許されず、そもそも女は学歴など関係なくさっさと家庭に入るものだとも言われるような環境だった。
退屈な大学生活を送り、全く興味のない仕事を選ばざるを得ず、給料も安かった。
ずっと体調が悪かったのは、全く興味の持てない事しか選択させてもらえなかった環境のせいだと今では感じている。
そして、私は同性からやたらと嫌われやすかった。
全く関わったこともない人からも嫌われることもあった。
母親や仲の良い友人だと思っていた人からも妬みのようなものを感じたこともあった。
何が妬ましいのか……わからないが、おそらくだが、いつも楽しそうだからなのかもしれない。
グループにも入らない。
人の不幸は蜜の味……という言葉が一時期出回っていたが、不幸せそうな人には喜びを感じ、幸せそうな人に対しては妬ましく思うのだろう。
新しい職場に入ることになった場合、間違いなく同性がいるだろう。
そこでそつ無くやっていけるか、ということが気になるポイントである。
通常より同性から嫌われやすい私が、どうやったらせめて嫌われずに過ごせるか……これが私の現在の攻略法模索中ポイントである。
私の希望としては、お互い気持ちよく過ごすためにも、相手のことが好きではないことを前提として、だから何?くらいで過ごせたらいいなと思っている。
私は相手のことを深く知りたくないし、ちょうどいいくらいで過ごしたい。
摩擦や衝突は要らない。
好きになる必要もなく、単なる同僚、お互い疲れないように働くための仕事仲間くらいでいられればいいのだ。
相手がピンチになる前に、同じ人類として必要な助けを出し合える、それだけで本当に素晴らしいし幸せなのだ。
これが私の理想。
これ以上でも以下でもない。
人間関係は人の悩みの上位を占めているわけで、人をいじめたり陥れることで幸せを感じる人がいることも確かではあるが、個人的にはそういう輩は一度地獄に落ちて来いと思っている。
よほど暇なのだろうとも思う。
万が一でもそういう輩のいる環境に当たってしまった場合は、仕方がないので、最悪の事態に備えて被害を受けないようにやり返せる準備を虎視眈々と行なう所存である。
強く、賢く、楽しく生きる。
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