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満員電車も案外悪くない

今週、現職で初めて在宅勤務をした。通勤電車の移動がない分、移動時間が減り、勉強に多くの時間を充てられる、たくさん勉強するぞと意気込んでいた。

しかし、いつも以上に勉強が進まなかった。
ここで一つの疑問が沸いてきた。

「デスクより電車の方が、勉強がはかどるのではないか?」

そこで、デスクと電車のどちらが勉強に適しているのかを考えてみた。


まず、勉強のインプット量を定義した。

勉強のインプット量 = 時間 × 効率

時間はデスクと電車に違いが現れないため、効率をさらに分解する。

効率 = ①集中力 × ②勉強方法

ここからは、①集中力②勉強方法という観点で、デスクと比較したときの電車における勉強を評価する。


【メリット】

  • 15分、30分と勉強時間を区切れる。人は限られた時間の方が集中力が上がる。(①集中力)

  • 誘惑するものが少ない。自分の持ち物以外に触れるモノがなく、部屋の掃除や食事、ゲーム等の勉強以外の行動に誘惑されない。(①集中力)


【デメリット】

  • 勉強の阻害要因がある。揺れ、周囲の人の声。(①集中力)

  • できる作業が限られる。特に満員電車で書くことは困難。(②勉強方法)


ぱっと思いついたことを書いてみると、電車でのメリットが多いことに気が付く。

さらに、デメリットに挙げていることもある程度は対策できる。勉強の阻害要因に対してはノイキャンイヤホンの利用で対策して、電車でできる作業(読む、書く等)で勉強すれば良い。私は最近、英文を聞きながら小声でシャドウイングしているが、非常にはかどっている。


こう考えると、満員電車も案外悪くない。上手く対策すれば最高の勉強環境が手に入る。

在宅勤務はほどほどにして、満員電車に乗っていきたい。

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