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こんにちは。
スポーツメンタルコーチの河邊です。

ところで、朝の連ドラ「エール」。ご覧になってますか?
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_09.html


主人公の古山裕一のモデル、古関裕而さんは実は私の実家のご近所さん。
うちと1ブロック違いで通学時には毎日お家の前を通っていました。ご本人とお会いしたことはなかったのですが、めっちゃ親近感!毎朝楽しみに見ています。

そんな「エール」の今週のテーマは応援歌。

今回のテーマは早稲田の「紺碧の空」誕生までの道のりでしたが、あさいちの朝ドラ受けでは早稲田出身の近江アナウンサーがウキウキしながら話しているのがよくわかりました。

私は早稲田出身ではなく青山学院大学出身なので「紺碧の空」にはワクワクしませんが、ドラマを見ながら自分が歌って演奏してきたカレッジソング(白亜の城)を思い出してなんだかうるうるしていました。

というのも、私は吹奏楽部で、応援団と一緒に大学野球(当時の青学は強かった!)の応援に行ったり、学園祭やパレードなど、何かと言えば応援歌というよりカレッジソングを演奏していたので、とても馴染みが深いのです。

スタンド

そして「応援」はどれだけの力になるのだろう?と応援団長が悩むシーンもまたグッときたんです。

試合をするのは選手たち。

応援するということがどれだけ役に立っているのか悩む気持ちよくわかります。

メンタルコーチも応援するということが何よりのベース。正直、応援したくない人のサポートはしません。

自分が役に立てているだろうか。
応援していて何になるんだろうか。
結局選手の力に任せるしかないんじゃないか。
そんな気持ちになるのもすごくよくわかるのです。


でも、頑張ることは繋がる。

選手の頑張りが周りの人を勇気付けるように、全力で応援していたら
それはきっと周囲の、選手の力になる。そう思っています。


夏の甲子園まで中止になりました。野球に限らず学生の大会はほぼ全滅です。

甲子園を本気で目指していた高校生やそこまでは到底無理だけど仲間と試合したかったなと思っている高校生。いずれにしてもどこにぶつけていいかわからない悔しさや悲しさがあると思います。

各界のコメントでは、「彼らになんて声をかけていいかわからない」というのが目立ちます。
実際、部活の顧問の先生からも「なんて励ましてあげたらいいですか?」という相談もありました。

でも、最初に大切なのは声がけではなく、今どう思っているのか、何が起きているのかを「聴くこと」だと思っています。

大人からすると、きっと悔しい思いをしてるに違いない。悲しみに暮れているに違いない。途方に暮れているに違いない。
そう思うからなんて声をかけていいかわからないってなります。

そうです、そう思っている学生は多いでしょう。
でも、実はどう思っているかも人それぞれ。一人一人みんな違いますので、みんなが悲しんでいる、悔しい思いでいるはずだ、という思い込みすら、危険だったりします。それは自分自身の体験からくる想像であって、高校生だろうと大人だろうと、一人一人、捉え方感じ方はみんな違うのです。


もしかしたらなんとも思ってない子達もいるかもしれない。
先輩が早く抜けて、次の自分たちが活躍できると、密かに喜んでいるかもしれない。
それでいいのです。

まずは、今自分がどう感じているのか。そこに封印することなく、安心安全の場で、自分の気持ちを話せる場所がある。受け止めてくれる人がいる。
それが次に進む上で、何よりも大切なことなのです。

そして、もし今苦しくて、何も考えられないという学生がいても大丈夫。今すぐに未来を見る必要はありません。
いつかこの経験が役に立つことが絶対にあるし、あなたの人生は素晴らしいものになるのは間違いない。それを信念として持った上で

彼らの気持ちを周囲の大人たちがただただ全力で受け止めて欲しいんです。

そんな風に自分を受け止めてくれる人が自分のそばにいると分かればいつか自然と、もしくはもう大丈夫と自分でケリをつけて次の1歩を踏み出すことができます。

今の子どもたちにエールを込めて。
そしてそんな子どもたちを応援している指導者の方にエールを込めて。

今、タイムライン無料相談会を行なっています。(5月末まで)

・自分の中で何が起きているのか?
・本当はどうなりたいのか?
・そのために今できることはなんだろう?

それを見える形にしたり体感したりすることができるワークです。
未来を描くことももちろんできますし、今自分に起きていることを整理して次に進む一歩を整えることも可能です。
さらには、選手の話を聴きたいけど、一体どうしたらいいのかという指導者の方にも有効です。

今回は選手・指導者の方向けに無料で提供しています。(プロ・アマ問わず。ジュニア選手もOKです)

ご希望の方はメッセージをください。
https://www.haruasu.com/contakt

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