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「パワハラ上司に困ってない?」って話(その1)

今回から数回に渡り
「マニピュレーター」について話していく。

「マニピュレーター」とは心理学の用語であり
「相手を操作しようとする人間」のことを言う。

大企業やワンマン社長の職場で働いている人には
ちょっと役に立てる話かもしれない。

これらについては
「マニピュレーター上司に関する研究」を行った
大学のレビューがあるので、参考にしてほしい。
この研究チームでは
マニピュレーターに当たってしまった場合の
対処法や見抜き方などを以下のように述べている。

【「特別扱い」に警戒すること】
・当人は一見「優しい」「良い人」のようなそぶりで近づいて来る
・しばらく付き合うことで相手の弱点や利用価値を見出してくる
・その後、本性を現すかのように急変する。

【見抜くための3つのポイントについて】
・自分のことを棚に上げ、相手の弱点や欠点をやたらと指摘する
・気さくなそぶりを見せつつも、グサッっとくる一言を意図的に行う
 (相手を飼い慣らすための上下関係を示してくる)
・相手の自尊心を削り取り、自己嫌悪に陥らせるような行動をとる

ちなみにこれらマニピュレーターの特徴というのは
よくある「新興宗教の勧誘」なんかでも採用されている。

・「失業」「離婚」「借金」など落ち込んでいる人を助けてあげる
・自信を取り戻したところで、今一度、陥れる行動をとる
・そしてまた助ける

さらに「儀式」や「妙な服装」「知人勧誘」をさせることで
周りから気味悪がられるよう仕向ける。
これが結果的に「社会からの繋がり」を断たせることになるため
これにより
「信じられる(助けてくれる)のは宗教だけ」
「宗教無しでは生きていけない」

という立派な教徒が出来上がるという仕組みらしい。

今回はマニピュレーターの特徴について述べたが
次回からは「具体的な対処法(撃退法)」について述べていく

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