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カラダに優しく立ち上がる

「先生さ、前にこういう運動教えてくれたでしょ?
こうやってこうやって・・・こうして立ち上がると、腰、痛くないの。」

運動クラスを担当している施設のデイサービスをご利用されている方から、うれしいお話をいただきました!

久しぶりの投稿になってしまいましたが、
その方、腰痛がひどく、ご自宅での生活が難しくなり、意を決して、入所施設のショートステイをご利用になるとのことでした。
その前に、デイサービスの運動クラスの前にお話くださいました。

痛みがあっても、避けられない、避けたくないこと、
日常生活で必要なこともあります。

この方は、「トイレに行く時」に私が紹介した運動をされ、「痛みなく立ち上がれた。」とのことでした。

「一生自分の脚で歩きたい!」

これは、多くの方の望みであると思います。
が!その前に、「立ち上がれるか?」ということが必要であることに、
今更ながら、はっとさせられました。

多くの方が、床での生活は難しくなり、椅子での生活になります。
その椅子から立ち上がれるか。

これまでも、椅子から立ち上がりやすくする運動はこのnoteでもアップしましたが、
その前に(さらに「その前」、とか、しつこいやろー!笑)、

「お尻の位置を立ち上がれるところに持ってくる。」

という動きが殆どの方にあります。
ほとんどの方は、椅子の座面の後ろの方に座り、背もたれに寄りかかって座られています。

そのままでは、立ち上がれません、自力では。
なので、「お尻を立ち上がれる位置までもってくる。」という動きが必要になります。

では、その運動を、実際に私が運動クラスでみなさんにご紹介していた運動です。

①左右の座骨に体重の乗せ替えをし、座骨を確認。
②座骨を中心にお尻の前後に体重の乗せ換替え。
③お尻で椅子の座面に円を描くように動かす。
④片方の座骨に多めに体重を乗せ、反対側の膝を前後に動かす。
(反対側でもする。)→ここまで、椅子の座面の中央に座ってする。
⑤椅子の座面の後方に座り、交互に膝を前に出し、お尻で前に歩く。
⑥安全に座っていられる位置まで前に歩いたら、後ろへ歩く。
⑦⑤⑥の繰り返し。

先ほど紹介した方は、この⑤の動きをして、お尻を前に置き、

立ち上がる動き
⑧手をももの前を滑らせていき、立ち上がりやすい方向を見つける。
⑨立ち上がる。

としたところ、痛みなく立ち上がれた、とのことでした。
(個人差あります。オススメできない方もいらっしゃると思います。)

その他、「立ち上がる動き」は、こちらの記事よりどうぞ。

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