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2/17:椅子からの立ち上がるためのエクササイズ①

高齢者施設に入所されているみなさんへのレッスン。
フェルデンクライス・メソッドの要素を入れての15分ほどの運動クラスのレッスンです。

「椅子から立ち上がる」をテーマに実施しました。

椅子から立ち上がるためには、筋力の他に私が必要と考えるものがいくつかあります。

*骨盤を前傾させること。
*足の裏で床を踏めること。
*立ち上がりやすい方向を見つけること。


それらを段階的に紹介しています。

内容は、
①座骨を確認し、骨盤を前後に転がす。
②指先をカラダの中心に向けて手を腿に置き、肘を前後に動かす。
③①と②を組み合わせてする。
④つま先を持ち上げる(かかとに体重を乗せる。)
⑤かかとを持ち上げる(指の付け根に体重を乗せる。)
⑥手を腿の前を滑らせて、立ち上がりやすい方向を探る。
⑦足の裏でしっかり床を踏みながら⑥をする。


「椅子から立ち上がれない、ということは、脚の筋力がない。
 だから脚、鍛えましょ。」
ということで片付けられている(大雑把に言って)ことが大半のように感じるけど・・・いやいや、鍛えるにも


「どうカラダを使うか。」
「カラダを使えるか。」

が関係しています。
それが分からない、できないから立ち上がれない、脚の筋トレが効果的にできない、ということが大いにあります。
この部分をフェルデンクライス・メソッドの要素を取り入れながら紹介しています。

内容の⑥の段階からは、軽くお尻を持ち上げる、椅子から軽くお尻を離す方もいらっしゃいました。
(安全管理の都合上、「立ち上がらないでくださいね。」とはお伝えしつつ実施しています。)


「椅子から立ち上がる。」ということが少しでもしやすくなれば、ご自身にとっても、ケアされる職員さんにとっても、負担が減る、できることが増える、楽しみが増える・・・少しでも良い状態で過ごしてほしいと思います。


★このレッスン、体験ご希望の方は、ストアカで体験できます。
また、内容やお仕事に関するお問い合わせは、こちらよりお願いいたします。
haru.bodycare@gmail.com


★ストアカでのオンラインレッスンはこちらよりそうぞ。


★フェルデンクライス・メソッドのお試しレッスンはこちらからどうぞ。

★エクササイズ動画はこちらよりどうぞ。(サムネ「は」中途半端です。)


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