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#85 この2日間で学んだこと。



どうもーお春です。


昨日から、スタッフとして参加している
三惑対抗ラグビー大会の2日目!!



今日は、若い40代、50代の選手の試合でした。



凄い激しかった!!


昨日も凄かったけど、今日はヤバい。


こんなこと言ったら勘違いされるかもだけど


興奮したね!!



ゴツゴツしたぶつかり合い。


音からしてヤバい衝突。


それでも、トライを目指して走る姿



男としてめちゃくちゃカッコイイと思った。


ずっとソフトと野球をしてきたけど、
コンタクトスポーツをしたい思いはあったので、
柔道もやってたけど、他の格闘技系や武道も
ラグビー、アメフトなどめちゃくちゃ憧れてた。



最近の同世代の男性や、世間の理想の男性像の
流れとしては真逆なのかもしれないけど、

汗を流し、泥んこになりながら
必死に立ち上がって走る姿は良くないですか?



めっちゃカッコイイと思う。



って言う所も後々、今回得た学びに繋がる



じゃあ、学びの方に行こうか




この2日間、沢山の学びがあった。




大きくわけて2つ。


トレーナーの面としての学び。


もう1つは


人としての学び。



トレーナーとしては、今回はラグビーの試合で
メディカルだったので、試合前のテーピングから
試合中の応急処置まで幅広く、しかも
学生トレーナーの僕達が直接する現場だった。



ということは


そもそもの基礎知識が必要だし
外傷に対する知識、救急に対する知識

競技性に対しての知識
選手とのコミュニケーション


全くもって教科書通りじゃないことも起きた。


教科書通りの機序でも、結果は違った


そんな臨機応変に対応する能力が必要になる

自分で考えて次の自分の行動を導き出す。



トレーナーとして、この現場にいるだけでも
すごい経験だと思う。しかも実際に対応する。


選手に直接触れるということは
それだけで責任が生まれるということ。


僕の対処法で、次のワンプレーが変わる

そんな可能性が十分にある。



そんな経験をさせて貰えたことにまずは、感謝。



ほんとにありがたい。
選手の皆さんにも拙い対応だったにも
関わらず感謝の言葉を沢山頂けた!!



テーピングでも救護処置でも
どちらでも褒めて頂けたので僕自身
すごく自信になったし、嬉しかった。



正直、実際に選手にテーピングを巻いたり
救急処置をしたりすることに不安があった。



ただ、今回改めて気づいたことは
本当にパナソニックインパルスでの実習が
身になっているなと、実感できた!


確かに大変な実習だったけど、
沢山学んだし、沢山経験も積めた。



これは、はっきりと言う。


インパルスに行ってた僕と
他の子達が見てた今回の現場は圧倒的に違う。


これは差があるわけじゃない。


あくまでコンタクトスポーツである
アメリカンフットボールの実習に行っていた
僕からの視点での対処だったりテーピングは
最初から違う考え方で対応していたと思う。



巻き方とかも別に教えて貰った訳じゃない
インパルスの時も見ていただけ。



ここだから言おう。


本当にそこまで大事な所は
実習生は触ってないことの方が多い。



アイシングだったり物理療法だったり
もちろん全部大事だから、責任感を持って
やっていたけど、テーピングは巻いてない。



僕は見て覚えたし、教科書と違うこと
見た事ないことをやっていたら聞いていた。



ただ、それだけ。



だから、楽しかったし充実していた。


傍から見れば、ドリンク渡し、ストレッチ
電気ペタペタ、アイシング、超音波当て
テーピングを切ったり補充したり
誰だってできることかもしれないけど、
そこをこだわって極める。プロの所業にしていく


そこが、1番学んだことだろう。



今回のラグビー実習も、結構率先して
僕はやっていた方だと思うけど、何も特別なことはしていなくて、早く気づいたり行動したりして
選手に声をかけにいって、事情を聞いて
巻くなら巻く。冷やすなら冷やす。


ただ、それだけの事。



それが、できたのも昨年の経験が大きい。



そして、今回は僕自身の引き出しから
対応していく。本当のアウトプット、実践編。

そこで、しっかりと対応出来たこともあれば
迷って手間取った部分も、冷静に考えれば
必要なかった手順だったり色々ある。


そういう事も経験できた。
冷静な時にできることがいかに簡単か。
実際の切迫感だったり、一挙手一投足の重み
みたいなものだったり沢山感じれた。


全て学びだと思う。



この2日間で、2人の人で膝の外傷をみて
内側側副靱帯と外側半月板の疑いのある症例に
当たった。テストもしっかりできた。
中々ないことに興奮しながら、感覚を研ぎ澄ませ
しっかり判断して、現場のDr.に引き継ぎ
情報共有をして、改めて検査してもらって
1つ1つ確認していくのを間近で見てた。


その時も、さっき僕がしたことと同じことをしていたら、その場で答え合わせをしているようで
嬉しさや安心感を感じながら見てた。


検査が終わったあと、Dr.からの「そうやね」

この一言が何より嬉しかった。
よくできてる。合ってそうやねって
いやー嬉しかったな、あとホッとした。



選手からも、さすが👏👏って
言われる度に恐縮な気持ちと嬉しさ!



これは、麻〇よ、脳汁です。


てな感じでトレーナーとしていい経験でした。





さぁ、長くなったけど、ここから
人としての学びの部分、ちょっと男として
みたいなところも混じってるかも。


そういう所は1意見としてお取りください笑



今日いた1人の選手と仲良くなりました。


その選手は試合の開始早々に頭を打って
誰もがヤバいって思ったのですが、そのまま
普通に立ち上がってプレー続行。


後から、時間をあけて
数名のメディカルスタッフで
脳震盪の確認をしていました。


全部に大丈夫!って笑いながら言って
僕は試合終わりの最後の確認をしに行き
やはり、笑顔で全然!大丈夫!!の一点張り


なんとそれが、ポリシーなんだそう笑


少し偏見が混ざるが

ラガーマンたるものサッカー選手みたいに痛がって倒れたりしない、すぐ立ち上がらなあかん!!
と言ってました。パッと立つねん!って笑


トレーナーとしては心配でしかない
ポリシーではあるが、男としては



カッコイイ、憧れる




ね?男って馬鹿でしょ?


痛くない訳ないんですよ笑
頭からぶつかって飛ばされて笑笑


危ないって分かってるけど、
カッコイイと思ってしまうんですよ笑



もちろん、だからいいやん!とは
ならないんですけど、しっかり検査とかして
大丈夫だったので、それが通るんですが笑



その後の、アフターファンクションで
真っ先にその人の所へ行き、声をかけに行った。



すると、色々話してくれた。



その人は、ボクシングの神様と称される
モハメド・アリさんが大好きみたいで


モハメド・アリの言葉の



「倒れることが悪ではなくて、倒れた後に立ち上がろうとした無いことが悪なんだ」



この言葉が大好きらしく。
これがポリシーになっている。



それを聞いて、凄いこの現代に刺さるというか
今のこの日本の風潮に刺さると思った。



その人は、根性、気合い的な観点で見ているが
失敗やミスをすることを悪いと思わず、
もう一度挑戦していく、挑戦を恐れない
という意味の方が強いと思う。


その上で、根性が必要になるだろう。


ただ確かにこの2日間を見て
僕も含めて若い世代には根性や泥臭い所は
足りてない部分だなと実感した。



もっと頑張らないといけない。
現代のほとんどの若者が
今日の40代に負けているだろう。



戻るが、失敗は悪くないという考えは
これからとても必要だと思う。
ここからは、技術や思考がどんどん飛躍していく


今を生きている人達と
これから生まれてくる子供達の感性は
全く違うものになってくるだろう。



自分の子供が有り得ないようなことを
夢だと言ってくることもあるだろう。


周りで無謀的な事に挑戦する人も増えると思う。



そんな壮大で無謀とも思える挑戦を応援するか?


それを見て無理だと蔑んで
それに伴う失敗を笑い、マウントを取るか?





人との関わり方としてどっちの人間がいい?





俺は圧倒的に前者の道を選ぶ。



そういう意味でも、いい言葉だと思う。




何も僕の夢は言ってないけど、
応援されているような気がした。



そんな大人が増えて
もっと夢や希望で溢れる世の中にしたい。




この2日間で得た事を大事にしながら
また自分を高めていくとしますか。



長くなりましたな
まぁ短編版だけど、まぁいいっか。
一日過ぎてるし、2日分だと思って下さい笑




以上!それでは👋

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