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白でもないし黒でもない

勝手にジャケット作ってみた。
曲のイメージを3Dで作ってみました。
今回は
ポルノグラフィティ
Part time love affair

曲の最初の車で送っていく前、デートの時間をイメージして作ってみました。
浮気なんて余裕のある人にしかできないと思っているので、余裕のある大人は夜景の見えるバーに行くと思ったので夜景を。
大人のデートの飲み物は、泡のように消えるにもかけてシャンパンを。
ライトの感じが難しかったけど薄暗いバーの感じにできたと思います。
影は想いの進行方向のように配置。手前が僕で奥は女の人。男の人の方が好きみたい。

女性のグラスの上に月があるのは女性の気持ちを。
更待月(ふけまちづき)とても長い間待ってみる月。
満ちるのを待っている女性。心が満ち足りてないから浮気するのね。

不毛な恋だったりの時は自分の気持ちしか見えていないもので、自分のなぜ?の気持ちばかりに。
せっかくの綺麗な夜景も、隣の人のことも見えていない。それを自分のグラスしか見えていない=自分の気持ちばかりをピントで表現。

近年のスマートフォン、SNSの普及は浮気不倫に大きく貢献していると思うのでそれを表すために
タイトルとwhy?のフォントをモダンなフォントに。
スマートフォン、SNSの普及は人との物理的距離感だったり時間だったりを縮めてくれるのでとても素晴らしいものだと思ってます。

都会の街並みはやっぱり大人なムードを出してくれると思う。下からライトを当てるとリアルさが出ました。


浮気の話。
先日、地元の友人と会う機会があってその友人が
「10年ぐらい前に付き合った女の人に浮気されてそれが今だに許せないでいる。その女の人は不幸になればいいと今だに思う。」
と言っていた。彼は結婚もしていて子供もいる。奥さんはビューティーコンテストで賞をもらうような女性だし、子供も元気だ明るくて可愛い男の子だ。来年にはマイホームを立てるらしい。
そんな順風満帆、幸せいっぱいに見える人間がなぜそんな人を呪うことがあるんだと思った。
僕も10年ぐらい前に初めてちゃんと付き合った女の人に浮気されてフラれたことがある。
僕の場合、浮気をしないことが正しいことだと思っていた価値観が崩れた。
もちろん不誠実な行為だし相手を傷つける行為だ。

ただ、人間は誰も傷つけずに正しい道を綺麗な状態で歩いていけるのだろうか。

何も知らない少女のような綺麗な顔をして僕に接していた彼女が、裏ではそんな不誠実なことで汚れていたとは知りもしなかった。
平和ボケなのか、それとも信じすぎて本当の彼女のことが見えなくなっていたのか、どちらにせよ
人間は嘘をつく。
人間は裏切る。
その事を教えてくれた。

まだ若かったが恋に恋してとかではなく
その娘の事を本当に愛していたし結婚も考えていた。
だからこそ綺麗な心と体で生きようと努力していた当時の僕の心を破壊し、打ち砕くことになる。
ただ新しく生まれ変わることができた僕の心はもう
清廉潔白などという言葉は残ってはいなかった。
真面目に生きても馬鹿を見る、損をすると思ってしまった。
ただ悪いことをする、不誠実なことをする人間にはなりたくない。人は傷つけたくない。
そんな事をするといつか自分に返ってくるからだ。
自己啓発的なことでもあるしスピリチュアル的なことでもある。

そこからの人生だまされて傷つくこともなかったしとても寛容になれた。
なので過去の出来事で今の自分があるので
彼女を呪ったりすることもないしむしろ感謝をしている。
生まれ変わらせてくれたし、今の考えを与えてくれた。

呪いたくなる気持ちもわかるけどね。
当時は枯れるほど泣いたし、アルコールに逃げてアル中寸前だったし。

過去を自分の中で綺麗に折り畳んで
収まりのいい位置に収める
それが出来たら
辛い思い出も
自分を作っている大事な一部
そう思える時がくる

友人の彼はまだその時ではないだけなのだろうか。
呪い続けることが、
それが彼にとって収まりのいい位置なのだろうか。
彼が幸せならそれでいい。


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