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究極の0か100思考の人間だった話

私は特に中学生のころ、0か100しかない人間でした。
良く言えばストイック。けど裏を返せば自己否定の地雷がたくさんはあって、とても危ないものでした。

例えばどんな思考だったかと言うと
1、6-7割達成はゼロと同じ
「確かに悪くはないけど、目標には到達してない!」

2、スケジュールの最初で挫ければ全てダメ
「起きたい時間に起きれなかった…」 

3、決めたルールを1でも破ったらもう意味がない
「to do が一つ未達成だ。じゃあ、私は今日意味のない1日を過ごした」

こんな感じです。
今の自分が見ると、ずいぶん自分で生きづらくしているなあと言う感じです。

ストイックになろうとして思っていたことではなく、何故かこう言う思考を持っていました。
親はナイーブな年頃だったと言うこともあって口にはそこまでしませんでしたが、もう少し肩の力を抜いても良いんじゃないかと心配してくれていたそうです。

当時の自分にアドバイスをするならば、
「100じゃないからって頑張ったことを0にしてはいけない。」
「自分を自分で否定する材料を作り出してるよ!」
「最初の一つがダメでも挫けず、反省はしつつ、取り掛かる方が素晴らしいことだよ」
と伝えてあげたいです。

本当に苦しかったし、たとえ何かを100で達成しても、次は大丈夫かなって気持ちになるんですよね。
それに、100以外を自分に許さないって言うのは間違った考え方だと思っています。
やる気の喪失に繋がったり、自己肯定感を下げてしまったりと自分の精神衛生に良くありません。

もちろん、やるからには100を目指すし、全力で取り組みます。
けれど自分を追い詰めたり、痛めつけたり、努力を自分で否定するのは決してやって良いことではありません。
自分はベストを尽くした!って嘘偽りなく思えるなら、そのことがとても価値があって大事だと思うようになりました。

過去の完璧主義だった自分に、「もう少し自分に寛容になってあげてね」と言ってあげたいです。

自分の心を傷つけず、でも甘やかさずに努力ができる人間になりたいですね。

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