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自分を知ったら幸せになれた話

まず、一ヶ月ほど更新しなかった間にも読んでいただいた方、スキしてくれた方、ありがとうございました。

今日は私が新しい私に生まれ変わったと感じていた時期のお話から、自己分析の力について綴りたいと思います。

私はプロフィールにもある通り、自分を追い込んで苦しめた時期がありました。
それはいわゆる多感な時期でもあり、自分を責めて傷つけた期間でした。

そうして今の自分にも他人にも寛大になりたい、と思う私になったわけですが、そう思い直すためにはとても苦しい経験を伴いました。
高一の夏、私は限界を迎えて、学校に通えなくなってしまったのでした。
そして、その年の終わりに退学することを選びます。

そこから引きこもが始まり、自暴自棄にもなり、息をしているのもしんどいような感覚で毎日を過ごしていました。

引きこもっているととても暇ですし、息をしているのもしんどい。
その中で私は初めて自分が苦しかったことを知り、そして今までの自分の行動を考え直し始めます。

余談ですが、私が考え直せるように至るまでには3年ほど時間を要していました。
それほどに私は自分を責める考え方がこびりついていたし、何より疲労していて休む期間が必要でした。

考え直す中で、自分の性質について少しずつわかってきて、自分の考え方はその性質に合っていないことがわかってきました。

例えば、怒られるのが怖くて小心者なのだから、不安を煽ってそれを理由に頑張るのは向いていない。
お尻に火がつくのが早くて締め切りは守れるタイプだから、必要以上に焦って無理しなくていい。

もちろん、逆にここは甘えて怠けがちなので厳しくするべき、なども自己分析の結果わかってきました。

こうして、今までの私はただでさえ心配性なのに、不安を原動力にしようとして自分を傷つけていたことや、必要のないところで無理をしていたことがわかり、自分を許していいところがいくつか見つかってきたのです。

それは私にとってはとても大きな一歩でした。
もっと早くこれができていれば、ここまで心を疲弊させなくて済んだのに…と後悔もしました。

私は自己分析を始めて自分の性質を知ったことで、私に合ったライフスタイルが見つかりました。
そして客観的に見る力をつけ、自分を許すところと逆に締めるべきところをしっかり見分けられるようになったのです。

まず自分を知ることがとても大切なのだと気づきました。
自分は何が好きで、何が譲れなくて、何をすると幸せなのか。無意識に出来ることや不得意なことは何か。
さまざまな自分についての知識を身につけることで、グッと生きやすくなったように感じます。

誰よりも自分について詳しくなることは、自分が喜ぶパターンや幸せについて知れます。
例えば自分は時間とお金をどれくらいの比重で大切だと思うのかを知っていれば、仕事とプライベートの比重を幸せなバランスで過ごすことができますよね。

一人一人考え方や感じ方は違うので、自分が幸せな生き方も一人一人違います。
私はこれからずっと、他人のそれも尊重したいし、自分の幸せな生き方をはっきり自分で答えられるようにしていたいです。

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