見出し画像

仕事を頑張りすぎて適応障害になった話③

こんばんは、大月はるです。
今日は、休職期間どのように過ごしていたのかお話できたらと思います。

※前回のお話はこちらです。

東京と静岡での半々生活

休職期間は、10月1日から10月19日まででしたが、そんな簡単に治るわけないと思い、最初から自分の中で延長するつもりでいました。休みの期限はあまり考えず、ゆっくり休もうと思っていました。

私は都内に住んでいますが、月の半分は静岡の実家で過ごしていました。
月に一回、心療内科の通院があったので、そのタイミングで東京に戻り、予定をこなしたり、友人と会ったりして、しばらく東京で過ごしてからまた静岡へ戻るという生活です。

何より静岡で暮らす母がかなり心配していて、しばらく帰ってくるように言われました。私もその方が安心だったので東京と静岡の半々生活を選びました。

休職してからすぐは、体が思うように動かず、かなり重く、だるかったです。本当に何もせず、だらだら、のんびり過ごしていましたが、今まで休みなく動いていた分、何もしていないことが罪悪感でした。しかし、「今は休むのが仕事」という病院の先生の言葉もあり、何も考えないように休むことを意識しました。

起きたい時に起きて、寝たい時に寝る、眠れない時は無理して寝ない、自分の好きなように生活しました。

しばらくすると、動いてみよう、出かけてみようという気持ちが少しずつ出てきたので、近くに散歩に行ったり、お茶しに出かけたりして過ごしていました。

実家では、日中は母が仕事でいなかったので、ちょっとした家事をすることが、自分の毎日やるべきことになって、いいリハビリになっていた気がしています。また、母の勧めもあり、鍼治療に通っていました。

とにかく休みを満喫

東京や静岡でとにかく休みを満喫しました。数ヶ月も休むことなんてもう一生ないかもしれないと思い、思う存分楽しみました。
ざっと書き出すと・・

  • 映画館に映画を観に行く(4〜5回は行きました!)

  • ミュージカル観劇

  • 桑田佳祐さんの東京ドームライブに行った

  • 地元の観光地にいくつも行けた

  • しばらく会えなかった友達とランチ

  • 散歩

  • 都内の神社巡り

  • スカイツリーと東京タワーに行った

  • 普段あまり見ないテレビをたくさん観ることができた

  • 沖縄旅行(半年前から決まっていた家族旅行ですが、かなりリフレッシュできました。)

私は一人暮らしの家にテレビを設置していないのですが、実家にいる時はテレビを観る時間をとても楽しんでました。(笑)
10月〜12月のドラマは見応えのあるいい作品がたくさんありましたし、本当によく観ました。時期的に年末にかけての特別番組や音楽番組にも釘付けでした!
これも休みがないとできなかった満喫方法でした。

新しい趣味

休職期間中に新しい趣味ができました。「散歩」と「ペン習字」です。

実家の周りには、東京のように家の近くにコンビニもカフェもないし、歩いてすぐに駅があって電車やバスに乗れるような環境ではないので、やることが散歩くらいしかありません。
自分が通っていた小学校・中学校・高校まで歩いたり、鍼治療している病院まで歩いたり、坂が多いのでいい運動でした。

習字は、スキマ時間に何かやりたいなと思い始めた時、ふと毎日習字の練習をしている母の姿を見て、私もやってみたいと思ったのがきっかけです。今も、月に一回の課題を提出して、昇級できるように、コツコツ練習しています!

休職期間の延長

10月19日までの休み期間でしたが、10月末まで延長したいことを伝えたところ、会社側から11月末までの延長を提案され、一旦11月末まで延長になりました。
もうすぐ会社に行かないといけないと焦り始めていたので、休みが延びて安心できました。

その後、11月に入ってしばらくして、休職期間が12月末まで延長になりました。会社では、休職期間が最長3ヶ月という規定があり、ゆっくり療養するためにも、せっかくなら12月末まで休んだらどうかと提案してくださったのです。

12月から働こうと強く思っていたので、どうしたらいいのか迷いましたが、無理して働く必要もないし、どうせなら最長3ヶ月休んでみて、年始から復帰でもいいのかなと思い、その提案を受け入れました。

しかし、今思えば、その提案を振り切って12月から復職していたら、退職することにはならなかったのかなと思います。
もし復職したとして、再発していた可能性もあるので、何が正しかったのかはわかりませんが・・。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は、退職に至った経緯をお話していきます。

それでは、またあした。

※追記※
④を更新しました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?