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コードを書かないプログラミング講座 #1: プログラムとは?

こんにちは。

「コードを書かないプログラミング講座」では文字通りコードを書かずにプログラミングがどういったものかを解説していく講座です。

なぜコードを書かないかというと、コードから入るとどうしてもプログラミング言語や環境などの細かい話になりがちで、本質がわかりにくくなると思うからです。

この講座ではあまり入門書では書かれていない、でも、僕がとても大事だと思っていること、本質的なことを書いています。

多くの人が知っている出来事や知識をベースに書いていますので、内容はむずかしくありません。

ただ、もしかすると、プログラミングをちょっとでも学んだ人ほど感覚的に理解しにくいかもしれません。

今は理解しにくいかもしれませんが、知っておいてソンはない、むしろお得情報です。

よいプログラムを作るヒントもあちこちにありますので、ぜひ参考にしてみてください。


第 1 回目は「プログラムとは何か?」についてです。

プログラミングとはプログラムを作ることですから、そのプログラムが何かを知っておくことは大事です。

試しに ChatGPT に「コンピュータプログラムってどういうもの?」と質問するとコンパイラやインタプリターがどうの、アルゴリズムがどうの、と心をへし折るような文言がつらつらと並べられます。

もちろん間違ってはいませんが、これではプログラムとはなんなのかよくわかりませんよね?

そこでちょっと視点を変えて、プログラムを外側から見てみましょう。

余談ですが、この「外側から見る」という視点はエンジニアにとってとても重要です。

プログラミングしているとつい内部にばかり目がいきがちですが、使う人には内部は関係ないですからね。

あらゆるレベルで「外側から見る」ことを意識するのは良い習慣です。

さて、本題に戻りましょう。

プログラムを外側から見てみると、これに集約されます・・・。


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