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日記

64
日々の所感を述べます。
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2020年7月の記事一覧

言葉にできぬ咆哮

何もかもが嫌で嫌でどうしようもなく、人生を悲観し世の中を呪い、憔悴し尽くしては無気力とな…

はる
4年前
3

「頑張れ」という。安易にな鼓舞ではないだろう。「鬱患者に斯く言葉は禁句」とは陳腐だが、森田正馬を信奉している私にはさに非ず。その言葉に留意すべきは急性期だけだ。
だが、私はもう頑張れぬ。自覚する限界近くまではした。猗窩座における小雪の様に、ただ抱擁してもらいたい。愛する人に。

はる
4年前
6

眠るのが怖い。朝起きたときが最も心萎えてしまうから。それは日内変動というような概念だけで説明できるものではなく、身中に刷り込まれてしまった原初的不安や恐怖の如き感覚。萩原朔太郎は夢を古代から連綿引き継がれている根源的何かと捉えたが、私の入眠は私に底流する負なるものを惹起させるのか

はる
4年前
2

父が泣いた。対面したわけでないけれど、文章が泣いていた。謝罪の涕涙であった。けれど、僕は涙ぐんだものの特段の変化を覚えなかった。僕の道の先に何も見えないからだった。暗澹たる真っ黒な世界が広漠としてあるだけだったからだ。もう、僕の膂力はペンを握り履歴書を書くのを許さないからだった。

はる
4年前
2

萩原朔太郎の生き様

 自然、涙がでた。この涕涙は生理現象は凡ゆる言説を超越し今の私を湛えている。  読者はこ…

はる
4年前
2

生を意識するとここがとても愛おしいものになる。僕はきっとTwitterには戻らない。ただTwitterで僕が必死に紡いできた言葉、その一つ一つは残っていてほしい。だからアカウントは消さない。ここは僕のありのままの場所。
twitter:@spring_day_co

はる
4年前
8

それが愛でしょう

『フルメタル・パニック』の『それが、愛でしょう』という歌をずっと聴いていた。心地よく奏でられるメロディーが僕を包む。僕は世界の美しさのようなものに触れているような気がしてくる。そうして、永遠の時間が僕を愛撫してくれるような気がしてきた。 時を遡行できたらいいのにね。 この甘美な夜が永劫続けば。 皓々とした月光がいつまでもいつまでも僕等の頭上でその輝きを失わずに、見守り、包み、寵愛し続けてくれたら。 この悠久の営みの中で誰もが願っていた。 「ああ、この愛すべき瞬間がずっとそのま

ひぐらし

 ひぐらしのように僕はここに啼声をあげる。風情なき、断末魔の鳴き声。 理解能はぬ、ひぐら…

はる
4年前
3

不愉快な事を書いて申し訳ないが、現代はメディアによる煽動、近代化が産み出したパラダイムシフトによって、明らかに知性が減退している。民草は思考を放棄し、月並みな言説を盲従しては悦に浸っている。現代において芥川や漱石を読解できるものは極めて稀であろう。

はる
4年前
1

ヤハウェ

私は"人間"イエス・キリストに共感するのであろう。苦難を一身に引き受けて献身と伝道に身を窶…

はる
4年前
2

民草は変わらない。いつだって大衆は事大主義と権威主義にすがる。なるほど、イヴァンの言葉は警句であった。キリストは奇跡を見せなければならなかった。民は考える力がないのだから。縁あってここに辿り着いた諸氏はそうならないで欲しい。

はる
4年前
3

気付いてくれたのですか。そしてここに来てくれたのですか。この場所を知ってほしくリンクを消さなかった。あの人もきっと誰かに知ってほしく。認めてもらいたく。僕等は苦しみの中に生きている。誰もが固有な苦を宿痾のように抱いている。僕はその実存にもののあはれを覚える。それは月夜に映る影法師

はる
4年前
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