山元ハル
つくる。つくられたものを、ただ消費するのではなく、自分にしか生み出せないものを、つくりつづける存在でありたい。それは料理でも詩でも、笑顔でも雰囲気でも構わない。…
夢に溺れて 針を戻して 羊を数える 森を彷徨う 折に触れて 種を蒔いて 雲を数える 空を揺蕩う そんな夢見心地な 人を数える 羊の話 よくある話
しゃにむにいきて きょむになる はなからすって はいになる いのちがきれて うつになる こころがへって あさになる しゃにむにいきて きょむになる
希望という名の 列車にのって まだみぬ君へ 逢いにゆく 無謀という声 みな振りきって 夢のつづきを 抱きよせる 疾走していく 歪んだソウル 天空舞って あゝ消える
くそったれた世界で 今日も颯爽と生きる 意味のない人生を 平気な顔して歩く 偽りの仮面をつけて 世界を礼賛しながら くそったれた世界で 今日も颯爽と生きる 永遠に消…
今日も世界を駆け巡る 有象無象の残像 処方して摂取して 飛びついて跳ねられて 信じて疑って 飲み込んで吐き出して 本当に価値あるものってなんだ そんなのぼくにはわか…
きまぐれにたゆたう まっしろの雲をさそって あどけない少女の まっかのスカートをさらって とろけてしまいそうな あなたの頬をなぞって ささやかにいとなむ 街と生活を…
焦げてしまった バタートースト 甘くて苦くて 重なって 口の中で ほぐれるように 仄かな香りが 吹きぬける 焦げてしまった きみへの想い 甘くて苦くて 散らかって 頭…
揺れる揺られる ひかりとこころ 君にあたって 透き通る 僕のからだに 乱反射して 木々にあたって 好き徹る
心のない人間 文字のない便箋 遠くへ離れて消える そのままずっと届かない 君のいない夜 ただ寂しさが募る 夢で逢えたらいいな また眠れるといいな
不規則なリズムで 自然体なイズムをつくる ぼくらは代替品じゃない そうやって命を叫ぶ 神は言った 私を信じよと 仏は言った 己を信じよと 俺は笑った そしてすべて疑…
こっちをみて笑ってる 玉虫色のお面 どうして笑ってるの どうして泣いてるの したたる涙が つたっていく頬と ぷくぷく腫れた あつぼったい唇と ぴくぴく張りついた あ…
みえないものは わかりにくいから みえるものだけ しんじていきる それでもいつか いきがつまるから みえないものを かんじていたい からだはあるのに こころがない …
吸って吐いて 繰り返す お部屋のアロマも 排出ガスも 道行く人の 香水も 全てを閉じ込め 開け放つ お花の匂いも 誰かのオナラも 電車に漂う ため息も 吸って吐いて …
だいじなことは 言えなくて 空を見つめて 雲を吐く どうでもいいこと だけ言えて 空に向かって 唾を吐く シャワー浴びても 癒えなくて 排水溝に 溜まった言葉
緑になれない リンゴのように 赤にはなれない バナナたち どう足掻いても 他にはなれず なったつもりで みっともない その諦めこそ 希望の光 自分を照らす 思いやり
2023年4月19日 19:37
つくる。つくられたものを、ただ消費するのではなく、自分にしか生み出せないものを、つくりつづける存在でありたい。それは料理でも詩でも、笑顔でも雰囲気でも構わない。世界を変えるためではなく、世界に変えられないために。つながる。つくりつづけた先に、つながりが待っている。生みの親としての不安や孤独、葛藤を、世界につなげたい。つながりをつくることが、つくりつづける熱を生み、つながりの連鎖を温める。今をつ
2024年5月13日 15:33
夢に溺れて針を戻して羊を数える森を彷徨う折に触れて種を蒔いて雲を数える空を揺蕩うそんな夢見心地な人を数える羊の話よくある話
2024年4月5日 18:57
しゃにむにいきてきょむになるはなからすってはいになるいのちがきれてうつになるこころがへってあさになるしゃにむにいきてきょむになる
2024年3月31日 06:25
希望という名の列車にのってまだみぬ君へ逢いにゆく無謀という声みな振りきって夢のつづきを抱きよせる疾走していく歪んだソウル天空舞ってあゝ消える
2024年3月26日 15:57
くそったれた世界で今日も颯爽と生きる意味のない人生を平気な顔して歩く偽りの仮面をつけて世界を礼賛しながらくそったれた世界で今日も颯爽と生きる永遠に消えない傷を透明なプライドで隠す夢見心地な日々と悪夢のような朝と
2024年3月16日 12:34
今日も世界を駆け巡る有象無象の残像処方して摂取して飛びついて跳ねられて信じて疑って飲み込んで吐き出して本当に価値あるものってなんだそんなのぼくにはわからないでも信じ続けていきたいそして疑い続けていきたい
2024年3月3日 10:59
きまぐれにたゆたうまっしろの雲をさそってあどけない少女のまっかのスカートをさらってとろけてしまいそうなあなたの頬をなぞってささやかにいとなむ街と生活を破壊した明日は今日の風が吹く明日は今日の風が吹く
2024年1月23日 13:16
焦げてしまったバタートースト甘くて苦くて重なって口の中でほぐれるように仄かな香りが吹きぬける焦げてしまったきみへの想い甘くて苦くて散らかって頭の中でまとまるように祈りの言葉が舞いあがる
2024年1月17日 10:03
揺れる揺られるひかりとこころ君にあたって透き通る僕のからだに乱反射して木々にあたって好き徹る
2023年12月28日 09:55
心のない人間文字のない便箋遠くへ離れて消えるそのままずっと届かない君のいない夜ただ寂しさが募る夢で逢えたらいいなまた眠れるといいな
2023年11月20日 16:03
不規則なリズムで自然体なイズムをつくるぼくらは代替品じゃないそうやって命を叫ぶ神は言った私を信じよと仏は言った己を信じよと俺は笑ったそしてすべて疑った不規則なリズムで自然体なイズムをつくるぼくらは完成品じゃないそうやって愛を叫ぶ
2023年11月11日 11:21
こっちをみて笑ってる玉虫色のお面どうして笑ってるのどうして泣いてるのしたたる涙がつたっていく頬とぷくぷく腫れたあつぼったい唇とぴくぴく張りついたあがった口角もういいよ無理しないで悪いのはあんたじゃないから
2023年11月2日 16:04
みえないものはわかりにくいからみえるものだけしんじていきるそれでもいつかいきがつまるからみえないものをかんじていたいからだはあるのにこころがないぶきはあるのにことばがないいきているのにそこにいないそんなせかいはもういらない
2023年10月17日 20:38
吸って吐いて繰り返すお部屋のアロマも排出ガスも道行く人の香水も全てを閉じ込め開け放つお花の匂いも誰かのオナラも電車に漂うため息も吸って吐いて繰り返すみえないものを交換してるいきてるぼくらいきするぼくら
2023年10月6日 17:14
だいじなことは言えなくて空を見つめて雲を吐くどうでもいいことだけ言えて空に向かって唾を吐くシャワー浴びても癒えなくて排水溝に溜まった言葉
2023年9月23日 17:47
緑になれないリンゴのように赤にはなれないバナナたちどう足掻いても他にはなれずなったつもりでみっともないその諦めこそ希望の光自分を照らす思いやり