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アートリテラシーとは

はじめまして、ともです。

このnoteでは『アートリテラシーを高めて豊かな人生を目指す』をテーマに発信しています。

アートリテラシーが高まると、世界が変わって見えます。常識を疑う力が育ちます。新たな発見や創造など、これまでに何となく過ごしていた時間を有意義なものにすることができます。


それではアートリテラシーについて解説していきます。

アートリテラシーとは・・・

『アートの知識、アートから情報を読み取る力、アートを表現する力』

このように定義できると考えています。まだこの言葉を日常で使う人はほとんどいないです。”メディアリテラシー”や”マネーリテラシー”といった言葉は聞くようになってきました。

そもそもリテラシーとは、「読解記述力」を指し、転じて現代では「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味に使われるようになり、日本語の「識字率」と同じ意味で用いられています。 

ただでさえあいまいなアートという存在に、リテラシーという言語化しきれていないテーマなので難しいです。

ただ、アートリテラシーを高める方法はそこまで難しくはないです。

・・・たぶん(笑)

まずは美術館に行くことをおススメします。
2020のこの時期に?と言われるかもしれませんが、アートというものは基本的には ”体験” するものだからです。 
私は、展示された空間を含めて作品の一部になると考えています。

美術館に行って、作品を見た。そしてすぐさまアートリテラシーが高まるかというとそうでもない(笑)
人間には様々な思い込みなどのバイアスがかかっているからです。

例えば、『この作品は美術館に飾られているのだから、素晴らしい作品に違いない』というものです。
確かに、美術館に飾られているので一定の価値あるものなのは間違いないでしょう。しかし、あなたにとってそれが重要であるか?には疑問が残ります。

――――そのアートはあなたの人生に影響を与えてくれるでしょうか?

次に美術館を訪れる際はそうした視点で作品を見てみてください。
『自分の中の既存の価値観を揺さぶり破壊される』
そんなアート体験があります。これこそアート体験と呼べるものだと私は思っています。

ただ機械的に美術館を訪れてうわべだけ眺めていてもそうしたアート体験に出会うのは難しいでしょう。
そこでおススメしたいのが、現代アートです。

現代アートの本質的な目標の一つはまさに『自分の中の既存の価値観を揺さぶり破壊される』だからです。

はじめは訳のわからない作品ばかりで混乱するだけかもしれません。
でもそれでいいです。これならわかるかも、面白いとか、キレイ!とかそうしたとっかかりがあったときにぜひ『これは何なんだろう?』と考えて探ってみてください。それがあなたのアートリテラシーを高めます。

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