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日本のアマルフィ・雑賀崎

4/11-14で和歌山県の雑賀崎へ。渚泊をやっている漁師の池田さんのところに、ポケマルスタッフでワーケーションに行ってきた!

雑賀崎の街並み

雑賀崎は「日本のアマルフィ」って呼ばれている特徴的な街。家と家が密集していて道も狭くて、坂というか崖に立っているから階段と坂道だらけで、街全体が迷路みたい。

空き地がちょこちょこあって、これは一度壊してしまうともう家は建てられないかららしい(現代の法律だとひっかかる)。これって、リノベとかではもうどうしようもないくらい建物の寿命がきてしまったら、この街並みは消えちゃうってことなのか。

散歩しているとおばあちゃんおじいちゃんとよく会ったけれど、この階段・坂だと少し出かけるにもだいぶ大変だろうなと思った。高齢者のアクセスの問題って、車がなくて買い物とか病院に行けないだけじゃなくて、こういう場合もあるのだなと思った。

雑賀崎の直販

雑賀崎漁港は日本でも珍しく、漁師が水揚げしてきて漁港で直販している。この地域の仲卸さんは1社になってしまって、漁協も直販推進らしい。

仕組みがすごくおもしろくて、朝4時にならないとここより先に行ってはだめっていうラインがあって(漁の開始)、かつ、15時にならないとお客さんに販売してはだめという決まりがある。だいたい船が港に帰ってくるのが13時頃とかで、それくらいからお客さんが予約しにくる。でも金銭のやりとりをしていいのは15時になってから。この決まりがないと、できるだけ早く漁を終えて先に売ろうとしてしまう。そうすると後から帰ってきた人は売れ残ってしまう。だからこういう仕組みらしい。

良し悪しは置いといて結構安い値段で売ってるから、大阪とか奈良とかからも買いに来てて、みんな予約して、近くで待機(街の人が経営しているカフェとかもあるから、そこでお茶したり)して、15時になった合図のサイレンがなると、わーっとお金のやりとりをして帰る。

その様子が見事ですごいおもしろかった。1,2時間待機して地元にお金落としてくれるのすごいいい仕組みだなーと思った。それでも買いに来るくらい安いというのはあるかもしれないけど。

雑賀崎は足赤えびが有名で、池田さんの奥さんがこの3月から始めた食堂でいただいた。肉厚でぷりっぷりでおいしかった!ほかにも、ガンゾウビラメとかコチとか、おいしかった。

最後に

池田さんも雑賀崎もとってもすてきでした。おすすめ。

池田さんの宿:Fisherman’s Table & Stay 新七屋(しんちや)
歩くラジオで博之さんと話している回もあったからそれも貼っとく: https://www.youtube.com/live/rS-0crFVrqs?feature=share


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