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ご飯めぐり記録 | vol.1 mukuroji


埼玉•武蔵浦和にあるフレンチレストラン。
ここまで食と対峙する空間は初めてでした。

思わず見逃してしまうレストランとは分からない外観。

築200年以上の蔵をリノベーションしたそう。
庭には店名の由来である大きな無患子(むくろじ)の木が出迎えてくれる。

“知る人ぞ知る”隠れ家レストラン


中は洗練された雰囲気でお寺みたいな異世界に入ったような気分。
店内は10席ほどあり、大きなテーブルを囲うように座る。
テーブルには大きな壺があるのみ。

存在感ある器たちとお品書き
テーブルの真ん中にある大きな壺

お料理には旬の食材が使われており、行く度にメニューが変わる。
“針葉樹ってどんな味なんだろう?”“苺×醤油の組み合わせが気になりすぎる...”お品書きをじっくり読み込んでお料理が来るのを待つ。

お品書き

ひとつひとつ繊細で丁寧に作られたお料理。素材本来の味、異素材の組み合わせ、味のバランス、芸術作品のような美しさ。ひと口ひと口じっくり噛み締めて頂いた。

冬野菜と針葉樹
くちどけ加藤ポーク
苺と醤油のアイスケーキ
綺麗なバター。パンも美味しすぎておかわり。


料理を引き立てる器も主役級の存在感。お料理を食べ終わった空のお皿をこんなにじっくり見たのは初めて。美術館に来たような感覚。

お水のグラス。光の反射も美しい。
瓦のかけらも器になる

お料理、器、空間。ここまで食と対峙するのは初めての空間だった。お店の方も優しくて本当に本当に素敵なレストランでした。

また季節を変えて行きたいな。

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