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子育て本で役に立ったことをまとめてみる

子どもが生まれてから子育て本を読みあさってるんだけど、個体差が大きいなと思うことばかりで、あんまり参考にならないことが多かった。

でも、中にはあまり個体差によらない、多くの子どもに共通してそうなことも書いてあって。個人的に役に立ったな〜と思うことを集めてみた。知ってると心に余裕が生まれる気がする。少なくとも、出口のないトンネル気分は減る!脳の発達をここまで待てば楽になれる!っていう希望が見えるよ〜。

・服や髪型が違うと同一人物だと認識できない

パパにだけ泣く、祖父母になつかない。いわゆる人見知りが起こるのは、脳が未熟で、家族と認識できていないから。ずっと一緒にいるママは、声やおっぱいのにおいで認識しているけど、他の人はみんな他人に見えちゃうみたい。ちなみに鏡に映る自分を認識できるのは1歳半かららしい。

・目の前にいないと存在しないことになる

人見知りがなくなったと思ったら、トイレにもどこでもついてくる。ドアを閉めるとギャン泣き。後追いに悩まされて何もできない。これも脳が未熟で、目に映らないものは存在しないことになるから。目に映らなくても継続している、存在しているということがわからないんだって。脳って面白いね。

・子どもは不器用

パジャマのボタンを留めるのに時間がかかって「あーもう!ママやるから!」とイライラ。ママあるあるだと思うんだけど、子どもはめっちゃ不器用。2歳児の手先は、大人でいうと「軍手を2枚はめている」感じに近い。関節も動かしにくいし、指先で細かい作業もしにくい。ボタン留めや折り紙ができないのは当たり前なんだとか。

・友達と遊ばないのが普通

児童館に連れて行ったのに、全然他の子と遊ばない…って思ってたんだけど、2歳までは他者に興味がないのが普通なんだって(2歳以降は個体差)

うちの子でいうと、2歳半までは一人遊びが多かった印象。最近ではキドキドとか行くと、そばにいる子と一緒におままごとやったり追いかけっこしたりすることもある。だから、友達と遊ばないと心配しなくて大丈夫だよ〜。

・寝かしつけがうまくいくのは予測がつくようになってから

うちは寝かしつけに本当に苦労してて、2歳半まで本当に地獄だったなぁ。全然寝なくて、布団にもいかないし、電気を消せば「電気ないー!」とギャン泣き。かなりイライラした。でも2歳半過ぎたらめっちゃ楽になって、夜になればねんねするっていうし、布団に行くようになったし、絵本を読んだら自分から電気を消すし、一体なにが起こったのかわからなかった。

これは脳が発達して、予測がつくようになったかららしい。夜になる→布団に行く→本を読む→電気を消す→寝るっていうサイクルをようやく理解したってこと。これを知ったところで寝かしつけが楽になるわけじゃないけど、いつかは楽になるって知っていれば少しはマシかも。

・嘘をつくのは正常な発達の一種

「どうして嘘つくの!」と叱っているママを見かけたことがある。うちももうすぐその段階かなーという感じ。3歳ごろから頻繁に嘘をつくようになるらしい。これは正常な脳の発達で、「こうしたい」という目的があって、「自分はそうじゃない事実を知っているけれど親は知らないだろう」と認識して嘘をつくそうな。ものすごく高度なことらしい。

さらに一歩進んで、「ママ・パパはこう言うけど本当なの?」と聞くのは、「自分は嘘をつくから相手も嘘をつくのでは?」と予測ができるようになったということ。親を疑うのは脳の成長的にはすごく喜ばしいことなんだって。

予備知識なく嘘ばかりつかれたらイライラしそうだけど、知っていれば「よしよし、脳が発達しているんだな」と許せそうな気がする。少しなら(笑)


子どもって大人のミニチュア版みたいに思っちゃうことが多いけど、脳的にすごく未熟で大人と同じではないから、子ども目線になってあげることで親のイライラも少しは減るのかな〜なんて思った。


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