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世界を素晴らしいと思えること

何年か前にとても心を打たれた作品があります。
それは『セミオトコ』というドラマです。
DVDを持っていたので、ひさしぶりに観てみることにしました。
セミが人間の姿になって恩返しに来るという変わった設定。
世界に歓喜してセミは鳴いているという解釈がとても面白かったです。
7日しか生きれないなんて悲しいと、思いがちですが、人間になったセミ、セミオくんは「7日しかではなく、7日です」というのです。

物事は捉え方次第


100円もっていたとして、100円じゃお菓子買えないな、と思うかガムだったら10個も買えると喜ぶか、この違いって結構大切だと思うのです。
人はついつい誰かと比べて、あの人のほうが目が大きくて可愛い。
あと5キロ痩せたら理想の体型になる。
など、今持っていないものばかり見てしまいます。自分の世界を良くするには持っていないものを得ることだと思ってしまいます。
でも幸せを感じるというのは、今あるものの素晴らしさに気づくことなのではないでしょうか。

ご飯を食べることができた。
外で買い物できた。
友達と会話できた
帰る家がある
行きたい場所がある

あるものを見るようにしたら、人生が良いものに見えてくると思ったりもします。 



セミオくんは朝がくることに感謝し、プレゼントに感激しています。 
どんなに些細なことでも心の底から喜ぶ姿に、日頃からおざなりにしている当たり前を見つけるヒントをもらえた気がします。

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