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『レインツリーの国』を読んで

2022年8月20日

実家に置いてあった、『レインツリーの国』を久しぶりに読みました。

以前読んだはずですが、内容はほぼ覚えておらず、初めて読むような気持ちで読み進めました。

私自身も難聴者なので、主人公の聴覚障害を持つ女の子には共感する部分が多くありました。

聴覚障害について同情されたくないがために打ち明けることを躊躇していたひとみ。
聴覚障害について理解しようと歩み寄る伸。

初めは『健聴者には理解してもらえない』と心を閉ざしていたひとみですが、
伸と想いをぶつけ合ううちに、ひとみの考え方に変化が現れ、
少しずつ2人の距離も縮まって行きます。

誰かと、想いをぶつけ合うこと、喧嘩をすることで
お互いに考えを改め、反省し成長していけるような関係は、
とても素敵だと思いました。

私も自分の考えだけの狭い世界で生きるのではなく、

大切な人には心を開いて、多くの考え方を感じながら成長していきたいです。

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