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YMOの「東風」をアナライズしてみた

皆さん、お元気でいらっしゃいますか?大きな台風がやってきました。毎年どこかで必ず水害や災害がある今日この頃ですが、いつその災害が自分に降りかかってくるかは誰にもわかりません。そんな時のためにも備えはしっかりしておきたいものです。

さてさて、今日はひっさしぶりに楽曲のアナライズ投稿です。音楽ネタはあんまり呟いたりしないんですが、たま〜に呟いたりすこともあります。一応、自称どっかの馬の骨作曲家ですので、音楽を作ることを生業としてます。今日は僕が小学校の時からすごく影響を受けたアーティストの楽曲をアナライズしてみたいと思います。そのアーティストはY.M.Oです。楽曲はあの有名な「東風」です。

みなさんご存じ?懐かしいですね。ってか、もう知らない世代の人も多いかな?80年代一世風靡したサカモト教授の名曲です。坂本教授と言えば、日本が誇る音楽の天才でもありますね。この曲は僕は小学校に時からずっと好きでずっと聴いてきました。でも、アナライズみたいなことや分析的なことは敢えてしませんでした。なんか理論的に分析したところで、音楽自体がさらに楽しめるようになるわけではないので、敢えて難しいものには蓋をしてきました。特に、坂本教授の曲は難解なので、分析する方も覚悟が必要です。

この曲は既に様々な作編曲家さんや音楽評論家の方々がアナライズを行なっておりますが、他の方は他の方の論法で理解していると思います。他の方の分析を理解できないことも多いののと、自分でやらなきゃわからないので、ここに書くことで勉強してみたいと思います。

このアルバム「Yellow Magic Orchestra」は、小学5年生の時にウチの兄のカセットテープを聴いてハマりました。楽曲はもちろん全部好きなのですが、特に好きなのが、ファイアークラッカーとこの東風、さらにその後に続く中国女ですね。東風はいろんなアーティストによって様々にアレンジされたり、コンサートで演奏されたりしていますよね。でも、やはりオリジナルのバージョンが一番好きです。その理由はシンセサイザーの音色や、坂本教授のコードプレグレッションの妙技がたまらないからです。

若き坂本教授のエッセンスが詰まった東風

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