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「サステイナブルであること」はファッションブランドがサバイブするための必要条件である理由

自分たちは、近々ハンドメイドのエシカルファッションブランドをリリースしたいと思っている。

ちなみに、エシカルという言葉は正直あまり使わないのだけれども、その理由は以下に。

ミーニングフルファッションという言葉を使っています。



「サステイナブルであること」はファッションブランドがサバイブするための必要条件だ。

すごくビビっと来た言葉で、いいなと思ったけれども、どこで聞いた言葉だか忘れてしまった。

日本のサステイナブルに対しての印象

誤解を招くかもしれないけれども、ストレートに言うと、正直サステイナブルという言葉がマーケティング用語として軽々しい感じで登場してくることは多くなっていると思う。

別にそれが悪いというわけではなく。

これはある意味日本の特異性でもあるのでしょうがないとは思う。

日本はアメリカの10年遅れているみたいなたぐいの話はよく聞くと思う。

その感覚値は僕自身も留学していた身として、ほとんどどの分野でも感じるので、そういう意味で行くと今の日本はアメリカの2010年。

僕自身が大学三年生の頃のエシカル意識と考えると、しっくりくる。

なぜサバイブするためにサステイナブルが必要条件なのか?

先ほどの言葉、

「サステイナブルであること」はファッションブランドがサバイブするための必要条件だ。

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ファッション業界は世界で2番目に汚染を引き起こしている業種

この事実を知っている方は多いと思う。

有名な話だ。

でもここに対しての各社の取り組みは遅れていたといっていいと思う。

ファッション業界では年間の廃棄量とエネルギー排出量が60%増加すると予測されおり、一方、水の消費量は2030年までに50%増加すると言われている


この辺りの事実は、一般人のそれこそ僕のような人間にも届くような情報になってきたから、近年はこぞって大手ブランドも”サステイナブル”な感じの取り組みはしている。

そうしないと生き延びれないから。

正直、使い捨ての服を大量生産する一方で、サステナブルな取り組みに励んでいるという矛盾はある意味滑稽な感じはある。

うわべだけのクリーンアピールは、これから数年はOKかもしれないけど、今後続けられないと思う。


なぜ、サステイナブルが必要条件かというと、僕ら消費者もバカではないので、消費者が本質を見分けれるようになるから

消費者全員がそんなに意識は高くないのでは?

という疑問に関しては、そこはいい意味でもマジョリティにフォローする、かっこいいものを追っていく日本人の気質がよく影響するのではないかと思っている。

簡単に言うと、サステイナブルではないとダサくなる。

フェイクのサステイナブルにどこまで、消費者が見極めれるかという話になってくるが、今これだけインスタなどで個人のリーチができる時代、エシカルなモデルさんなどもどんどん出てきて、個人の正しい情報が最終的に顧客に信頼されると思っている。


そして、僕らの世代はますますストーリーを買うようになってきている。

バーゲンで騙されて買う消費者は減って、本当に買いたいものだけ買うようになると思う。


アフターコロナの時代

このタイミングでコロナが世界に蔓延したことは何か特別な意味合いをもつと思う。

消費行動は一定数落ち込むことは確実、そこで消費行動も変わるのではないかと思う。

本当に買いたいものを、一生使い続けたいと思えるものを買うようになると思う。

それこそ、ファクトリエさんのような。

少なくとも自分は2019年にそうなった。

過去にはバーゲンと見れば、定価からのお得感だけでただ買っていたり、買ったけど正直全然着ていない服も山ほど持っている自分でも変わった。

ここからは、ファッションが大きく変わると思う。


※こちらのVOGUEの記事を一部引用しています。

真のサステナブルなファッションってなに? 若手デザイナーたちの挑戦。


僕たちも挑戦していきます。



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