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アカツキ塩田さんとメルカリ小泉さんのハートドリブン対談から学ぶ、余白こそ大事な理由


先日こんなツイートをしました。

今日は余白について話していきます。

リーダーとしてチームを率いる方はもちろん、日常の考えの参考にもなるので、みんなに読んでもらいたい内容です。特に何を成し遂げようと思ってせかせかしている人にこそ読んで欲しいかもしれないです。

ハートドリブンの対談は超絶面白かった

前も別のブログで書いたかもしれないけど、本当に面白かった。こちらの対談。激おすすめです。

いろいろシェアしたい内容はあるけれども、今回は絞って余白に関して。

塩田さんはこの対談の中で、最近はアカツキらしさを社員に聞くらしい。

「アカツキらしさって何だっけ?」と。

これは、面白い。だって社長が社員にうちの会社のらしさって何?と聞くわけだから。

「俺が好きなとところはここなんだけど」しか言わないらしく、あとは問いかけるみたいで。

「経営は問いかけだ」という言葉は印象に残った。

この話を聞いて、僕自身も将来的にはこんな組織がいいなと思った。こちらが定義しすぎない、バリューをおくことの価値を今回の対談で強く感じれた。

「Kamilaらしさって何?」
「CCCらしさって何?」

これを僕が問いかけて、それぞれの中でそれぞれの答えがあって、その集大成が組織の価値観。それでいいじゃないか。

そんなことを思ってます。

CCCは、今は初期のステージだから僕から、できるだけ明確に伝えるようにはしているけれども、明確すぎないってところが結構肝。

CCCの場合は、まだ明確にバリューを定義してないけれども、いわゆるFacilitator(クラスの進行役、先生に近い)と呼んでいる人たちには、

・生徒さんとは友達になって
・ミスをすることを促して
・フレンドリーな空気感をつくって

ということを伝えているけれども、詳細まで設計していない。最初はしようかと思ったけれども、別にそのくらいのゆるさで回りそうだったし、逆にそのくらいの個性が出やすい設計にした方が、魅力的かとも思っていて。


また、例えば僕らの場合、Kamilaのケースでは”アートをリスペクトする”というバリューがあって、これってあいまいだと思う。

え?どうやって?みたいな。

でもこの解釈はそれぞれであってよくて、それがリスペクトだよね!って解釈はばらばらでいいと思う。

あえてファジーにすることで組織が活性化

こちらが決めすぎないというのが、これからのチームの在り方としていいのかななと最近思っていて。定義しすぎると、かちっとはまって走れているときはいいかもしれないけど、結構疲れると思っていて。

こうあらないといけない、みたいに合わせに行きだすと間違っていると思う。で、これは真面目な人ほどやりがちだし、日本人は多いと思う。僕自身、そういう人間でもあったので、「かちっと決めてくれた方が楽」なタイプなんだけれども、今特に僕らの世代は自分自身は何者かという問いに対して応えを持つ人は増えてきていると思うし、これからもっと下の世代それこそ今Humans of Nagoyaで一緒に動いているような20代の子たちは、絶対に曖昧な方がパフォーマンスを発揮すると思ってて。

よくわかんないおっさんがつくったかちっとしたバリューよりも、どこかふわっとしているバリューで自分が一部になってつくっていく方がよくね?という感覚ですよね。

困った時の灯台でいいかな

僕自身は、この前もあるメンバーから行ってもらったように、困った時にどこにいけばいいかだけ照らせられる灯台のような存在でもいいかな、って思ってて。

灯台って別に存在感はあんまりないし、普段灯台意識して動くことってあんまりない。どっちの方向性なんだろうな?って時に、「ああ、こっちの方ね、OKって感」じで、そこに行くまでの方法とかは、ぶっちゃけCCCメンバーやKamilaのメンバーが考えてくれたらいいよ!って感じ。

まだ、そこまでにはなってないので、今はある程度僕が仕切って僕が連れていくけど、別に僕自身その役割がめちゃくちゃ強いわけでもないし、もっとうまくできる人はたくさんいると思うから、どんどん任せたいなと思ってて。あと、もっというと別に今の段階で得意でなくてもよくて、将来的に「今ハリーがやっているところを得意になりたいよ!」って人はどんどんCCCやKamilaでトライしてほしい

Kamilaの場合は、しっかりお金を顧客から頂くビジネスだから、トライするにもある程度条件はあるものの、CCCって完全に非営利で失敗してもほぼリスクないし、同じ価値観の人が集まっているから、なんでもできる絶好の機会だと思う。

余白こそ命

いろいろ話が膨らんだけど、いいたいのは、余白ってまじで大事だってこと。

僕も4時半に起きて分単位で行動するので、すごくかつかつな人だと思われるけど(実際そうなんだけど)、僕自身はその中で余白も大事にしていて、生活の中でも余白部分は常にある。例えば週末に温泉行って何も考えない時間とか。キングダムばあっと読んでる時間とか。そういう余白で意外に、いいアイデアって生まれるもの。

なので、あえて余白時間を取るように意識していて、”何もやらないということをやる”という時間をあえてとっていて、そうしないと常にKamilaやCCCのことを考えてしまうから。

余白時間、それこそ温泉に入っているときにもやっぱりふと浮かんでくることは、KamilaやCCCのことで、こうしたらもっとお客さんやメンバーに価値を提供できるんじゃないかな?ってアイデアが出てくる。


まとめると、

・組織を率いるリーダーは余白をつくって方がうまくいく

・自身の生活の中でも余白を取り入れることで、アイデアが生まれる

ということについて書きました。


さあ、今日もよい一日を!




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