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CCCは次のステージへ。生徒ゼロからのスタートを振り返る


CCCのためにオープン前からお店をあけてくれて、そこでCCCを開催する。


そんな瞬間にいよいよ明日立ち会うことができます。


「え?たかが、イベントでしょ?」

はい、その通りです。

でも、ここにたどり着くまでには、新しいチャリティのプラットフォームを立ち上げるべく奮闘してきた経験があり、僕の中ではたくさんのストーリーがあるので、シェアさせてください。

※2020年6月6日にCCCは初のオフラインイベントをカフェオープン前に善意で僕たちのためにお店をやってくれるオーナー、トムズスイスカフェで行います。


誰も来なかった一年前

一年前の今、CCCを開催しようとしても、「ちゃんと人来るかな?」と思っていました。

最近の自分を知ってくれている人は嘘みたいに聞こえるかもしれませんが、「開いても人が来なかったらどうしよう?」そんなことを思っていたのがつい一年前です。

何なら半年前でもその状況はありましたね。笑

「開催はしてみたけど、誰も来ないから、明日はなしだね笑」

そんな金曜日をミミと過ごしていたことも、何度もあります。

多分、今のメンバーは信じられないと思いますが。本当です。

一つ言えることは、始まりはゼロからしかなくて、それが0.1になって、時に1になってまた、0.5くらいまで戻って、、みたいな繰り返しによって成長していくということ。

ドラマみたいな急カーブを描いての成長なんてほとんどありません。

進んでは止まって、戻ってまた進んでの繰り返し。

そういうものなんです。

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明確に変わったこと

では、今と昔の違いはなんなのか?

いろんな違いはありますが、それは僕自身が明確にCCCを見えているか見えていないかだと思います。

正直一年前の僕は見えていませんでした。

カンボジアのために、何かとにかくアクションしよう。

言ってしまえば、そう決めていた自分に嘘をつきたくないので、見切り発車で進んでいた部分はあると思います。

でも見切り発車はある意味いいですよ。

分かっていて見切り発車はしていました。

発車したという事実が次に繋がることもあります。

やるかやらないかってやった方が全然いいですから。

人間はやらない理由を見つける天才だと僕は思っているので。

今でもプレゼンなどをするときは、堂々と話すので、僕はスタートから今の絵が見えていたと思う人も少なくないでしょう。

そんなことはありません。

全くもってない。これはガチ。

本当に本当にできることから始めたので、別に一年後のプランもくそもありませんでした。

一応あったことはあるのですが、そんなのは数字あそびであり、別にリアルに見えていたわけではなかったです。

事実、去年立てた数字目標は僕の頭からは消え失せています。

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同じ価値観をもつ仲間のいる安心感

僕が最近感じるのは、”僕自身もCCCのメンバー自身もCCCというコミュニティに居心地のよさを感じられる”ことなのではないでしょうか?

おそらく僕とミミが一番感じているとは思いますが、皆さんも少し感じていると思います。

それはなんなのか?

ちょっと考えてみたんです。

おそらく、それは、「同じ価値観を共有できている安心感」だと思います。

どういうことか?

つまり、ここにきている人たちは、「ただ英語を学びに来ているわけではなく、誰かのためになりたいという気持ちが少なからずあるよね」という価値観を最低でも共有できる繋がりを感じられるからです。

ぶっちゃけ英語を身に着けたいだけなら、違う場所でいいわけです。

むしろ英語だけならオンライン英会話6000円払って毎日やった方がいいです。

家でワンレッスン200円なんだから、わざわざ交通費とコーヒー代をかけて、さらにドネーションの500円も払ってCCCに参加する必要はないわけです。

でも、来てくれるわけです。

これは、初めて見るみたことがない人であっても、少なくとも自分と大事にする価値観に共通点があるからに違いないと思います。

まあ、これは僕が勝手に思っているだけなので、違ってもいいですし、ぶっちゃけなんでもいいんですけどね。

でも、なんとなくそんなところだと僕は思ってます。

CCCは一回来てもう二度とこない人も、当然ながらたくさんいます。

僕はフラットに構えていて、そりゃ僕らの価値観に会わない人もいますし、逆にそこでどんどんスクリーニングできることはいいことだと思っています。

来てくれる人を無理に増やすのではなく、本来来てくれる人をきちんともう一回来てもらいやすくいかにするか、そこに僕は労力を使っています。

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自身の将来について少し

最近強く思うのは、ビジョンを語れる経営者になりたいということです。

それはユニファという会社に入り、目の前で素晴らしい経営者を目にする機会があり、さらには自身の上司も挑戦をしていく姿を見て、強く心に思うことです。

自分の中では、ユニファという会社は”10年自分が本気でかけることができる会社”という軸で、カンボジアから帰国後にここしかないと思って入社しました。

その頃は、ちょうど2年前くらいなのですが、自身がどんな30代を歩んでいくのか見えていなかったです。

でも今は、自身がこの会社で学んだことを活かして、挑戦して、道を開いて、新しいチャレンジを社会にとってプラスになることを創出していくことが、きっと最大の恩返しになるのだろうし、そうしなければいけないと強く感じています。

この、ふつふつとするような、緊張感ただようような、それでいてわくわくもするような感情は、なんとも表現しがたいです。

もちろん、それまでに自身がやるべきことはごまんとあります。
あくまで将来的にということですが、今思っていることはこの場で口にしておこうと思います。


言ってみれば、CCCは僕自身のトライの場所でもあるのです。

Create a place where anyone can make a difference

というミッションのもと活動をしているCCCですが、僕自身がそうであり、皆さんも同じくそうなのです。

つまり、僕はたしかに今先頭にたって旗を振っていますが、別にそれが僕である必要もないですし、むしろもっと一緒に旗を振ってくれる人が出てきてほしいですし、むしろ出てこなかったらCCCは終わります。

それくらいに僕は考えています。

CCCの中からどんどん旗振り役の人が、別に小さくてもいいので出てきてくれるような、そんな組織を先導していくのが僕の仕事であると思っています。

つまるところ、10年後には、自身が経営者として、社会に意義のあることに取り組んでいたいと思っています。

以上。








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