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極寒の離島・対馬で暮らすぼくをあっためてくれるもの

いわばさん、こんばんはー。

東京のビル街の風景には懐かしさを覚えました。そして、東京にもちょっとした温めてくれる場所があったんですね。

さて、ぼくのふるさとでもある東京と同じく、対馬も寒さが増してきました。

対馬の寒さは厳しいもので、沖縄方面の離島の暖かさとは真逆の気候です。

さて、そんな極寒な離島で暮らす1人の公務員は、どのようにあったまっているのでしょうか?

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離島には、ぼくをあっためてくれる存在がたくさんある。

そうね、まずこれと言ったものをあげるとするなら、冬のお鍋は格別だ。

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特に離島ならではの新鮮な魚を使ったアラ鍋は身体も心も温めてくれる。魚の出汁と野菜の旨味が絡み合う、1度口にしたら止まらなくなるのだ。

それに、ビールの美味さが増していき、ビール缶が開く音が止まらなくなるのだ。

そして、仕事柄の話なのだが、冬の訪問先では、ふかし芋や温かいコーヒーやお茶を用意して待っているじいちゃんばあちゃんがいるのだ。

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自宅のこたつに足を入れながら、身体の状態や生活状況はもちろんのこと、世間話や最近あったことを話す。そして、温かい飲み物と菓子をいただくのだ。

ぼくには相手の心を温める役割があるのだが、むしろぼくの方が温めてもらっているのかもしれない。

あ、そうだった。こたつは離島生活の必需品になっている。

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灯油ストーブやエアコンも思いつくが、足元からぼくを温めてくれて、こたつから出られない病になってしまう。

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さらに、こたつに足を入れながらの映画鑑賞にハマる時期がある。今年の冬では、いつ来るのだろうか。

そんなこたつだが、実は東京にいた頃はほとんど使う機会がなかった。

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たまに、地元・八王子のコワーキングスペースに国家試験前に入り浸っていた時に使っていたくらいだった。うん、懐かしいな。

最後に、「これは欠かせない!」という存在があって、それはぼくを囲む周囲の人たちだ。

特に冬の時期は消防団の活動が活発になる。年末の夜警や年明けの出初式があって、消防団員としての自覚がより強くなる季節なのだ。

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夜警報告をして、いつものように格納庫で料理を囲む。この時期は鍋をすることもあるけど、毎晩集まることでより一層つながりが強くなっていく。

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これが、ぼくが年末に東京に帰省しない理由になっている。

そして、今年は知り合いからゴルフのキャディーの依頼も受けている。年末年始は大忙しになりそうだ。

でも、何よりも、ぼくをあっためてくれる方々に感謝の気持ちを持ちたいと思っている。

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今年は東京に帰省できなくなりました。けれども、決してホームシックにはならないのは、離島がぼくにくれるあったかさが山ほどあるからです。

離島の極寒に立ち向かうべく、離島ならではの暖かさ・温かさがあるのです。

今年の年末年始も、島内で満喫した日々を過ごすことになりそうです。

イレギュラーな年になりましたが、お互いに体調に気をつけて、この冬の寒さを乗り越えていきましょうね。

20201213 はりやひろき

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