J1リーグ第6節ジュビロ磐田対アルビレックス新潟 ジュビロはJ1仕様になれたのか?
J1リーグ第6節ジュビロ磐田対アルビレックス新潟が行われ、ジュビロ磐田が2−0で見事勝利し、J1で2勝目を上げることができました。
前回の記事で、第6節〜10節を2勝1分2敗の五分で行ければ残留が見えてくると書きました。
今のジュビロ磐田に最も必要な事は勝ち切る試合を増やして行くこと。
勝利する事が特別ではない状況に早く持って行くことだと思います。
今後はどれだけ早く連勝する事ができるのかで、最終的な目標とする順位が変わってきます。
町田の凄さはJ1で勝ち切るメンタリティ、連勝するメンタリティをすでに身につけている事。このまま優勝争いをするかは分かりませんが、ここから残留争いに巻き込まれるということはないように思います。
それだけJ1昇格から残留し上を目指すことは容易なことではありません。
では、現在のジュビロ磐田の立ち位置はどうなのか?
チームはいわゆるJ1仕様になったのか?
昨年J2を勝ち上がってきた試合内容と新潟戦で明らかに変わったところは、アタッキングサードでの崩し。
崩しにかける時間が圧倒的に短くなりました。
J2時代は、アタッキングサードに6〜7人くらいの人数で圧力をかけて、崩していく印象でしたが、J1の強度の中で同じやり方をしてしまうとリスクが高すぎます。
ボールを奪われて一気にゴール前に運ばれ、決めきられるチーム力・個の力がJ1チームにはあります。
崩しのやり方はJ2時代から根本的な部分は変わっていない印象ですが、もっと早く強くという部分を求めるやり方に変わってきています。
これは弱者の戦略というよりも、J1の中で自然に変わっていったものではないかと考えます。
ゲームで高難易度のステージに挑むとき、最初はスピードなどについていけず全く歯が立たなかったが、何度も挑んでいくうちにスピードに慣れ、その難易度が普通に難しいと感じなくなっていく。
ゲームやスポーツだけでなく仕事でも、この感覚を味わっている人は多くいると思います。
ジュビロ磐田がJ1仕様になったのかどうかは、強度やスピードを上げていく中で、いかにミスをする回数が減ったか、余裕をもったプレイができているのかがポイントになります。
そういう意味でも、第5節までに神戸、柏、川崎、大阪、鹿島と強豪チームと当たったことは、今後のジュビロ磐田にとって幸運だったなと思います。
第6節〜10節までの対戦相手が、新潟、京都、名古屋、福岡、町田、現在の順位が町田以外は中位以下のチーム(1・8・11・12・16位)です。(第5節までの対戦相手は、第6節が終わった時点で、4・5・6・7・13位)
第10節を終えた時点で、1勝4敗(第5節終了時)→3勝1分5敗(第10節終了時)まで戻すことが出来れば、そして連勝する事ができれば、10節以降はここから始まる磐田の反撃になるのではないでしょうか。
そのために重要なのは次節の京都です。
ジュビロ磐田がJ2優勝した時に一緒に昇格したチームです。磐田は1年で降格してしまいましたが京都はJ1に残りました。
これから先、ジュビロ磐田が強さを取り戻すための試金石としても、来季J1で戦うためにも京都に勝って連勝することは、非常に重要な意味があります。
前から圧力を持って守備をしてくる相手に、どれだけ出来るのか?
京都戦の試合内容でジュビロ磐田がJ1仕様になれたのかどうかが分かるのではないでしょうか。
それだけ楽しみで重要な一戦です!
最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ