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歳を取ったから痩せにくくなるは、ただの言い訳だと知った今日この頃

20代の頃はダイエットをすればすぐに痩せられたのに、30代になってから急に痩せなくなった。いわんや40代は…

なんていうセリフを言ったことがある人は多いと思います。
私は何十回もこのセリフを言ってきました。

40代になり、30代からひたすらにキープし続けてきた体重を、3ヶ月の筋トレで4キロ落とし、175センチ72キロを68キロに落としました。

筋トレにハマった私は、筋トレの方法だけでなく食事や体の構造そのものを学んでいくうちに、年齢で体重が落ちにくくなるというのは、正確には間違っているということがわかりました。

全年齢で共通していることは、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太り、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば痩せるです。

当たり前なんですけど、入ってくるものより出ていくものが多ければ、無くなるんですよ。
これは体重に関してだけでなく、全ての物事における真理です。

消費カロリーで重要なものが基礎代謝です。
礎代謝とは、体温維持、心臓や呼吸など、人が生きていくために最低限必要なエネルギーのことを言います。
生きているということは常にカロリーを消費しているということです。
そして、この基礎代謝は年齢でそこまで大きな変動はありません。

推定エネルギー必要量(kcal/日)(身体活動レベル:ふつうの場合)

男性
12歳~14歳 2,600kcal
15歳~17歳 2,800kcal
18歳~29歳 2,650kcal
30歳~49歳 2,700kcal
50歳~64歳 2,600kcal
65歳〜74歳 2,400kcal

女性
12歳~14歳 2,400kcal
15歳~17歳 2,300kcal
18歳~29歳 2,000kcal
30歳~49歳 2,050kcal
50歳~64歳 1,950kcal
65歳〜74歳 1,850kcal

出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)策定検討会報告書」

基礎代謝だけを見れば、20代よりも30代40代の方が多いわけです。
とすれば、20代よりも30代40代の方が痩せやすいわけです。つまり、年齢で痩せにくくなるは、痩せられない言い訳になっているだけなんです。

では、基礎代謝を上げるためにはどうしたらいいかというと、単純に筋肉をつければいいわけです。
運動をせずに筋肉が減っていくと、体は生命維持のために脂肪を身に待とうわけです。筋肉がしっかりとついていれば体は脂肪を溜め込む必要がなく、さらに筋肉をつければ基礎代謝が上がるため、痩せやすい体になる。

そして人間の細胞は約4年でマルっと変わると言われています。

10代は体育や部活なんかで体を動かしています。
20代の前半もなんやなんやかんやで歩いたりしたり時間もあるし元気なので、体を動かしています。
社会人になり、仕事はオフィスワークで土日はダラダラと家で過ごす。。。なんて生活を送っているうちに、細胞は入れ替わり、体を動かしていた頃に刻まれた記憶がなくなり、体を動かしていた頃の財産が失われていきます。

つまり、30代は若き日に稼いだ貯金が失われた状態になるわけです。

運動していない=筋肉が減っていく=基礎代謝が減り、体は脂肪を身につけるようになる=太る

筋トレをすれば痩せるメカニズムですね。

ウォーキングやジョギングといった有酸素運動をすることも大切ですが、有酸素運動は筋肉が減少する可能性もあるため、筋トレで体を作ることが運動不足な方達には必要なことです。

汗をかいても痩せるわけではありません。
消費カロリーが摂取カロリーを上回るから痩せるわけです。

消費カロリーを増やすことが健康的なダイエットであり、摂取カロリーを減らすことは危険なダイエットとも言えます。
ダイエットというと食事制限のイメージがありますが、そちらはほどほどにまずは基礎代謝が高い体を目指しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ