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【終了しました】【72時間限定全文公開】英国の話題作!『ロックダウン』(ピーター・メイ[著])※12/28 18:59まで※

【全文公開は終了しました】

以下より試し読み頂けます📖

英国の実力派作家ピーター・メイによるベストセラー・ミステリー『ロックダウン』(原題LOCKDOWN)の邦訳版を、2020年12月25日~28日の期間限定で全文無料公開いたします。

死亡率80%の新型ウイルスが猛威をふるうロンドン。数か月で死者50万人を超え、ロックダウンで街が恐怖に包囲されるなか、仮設病院の建設現場で肉を削ぎ落とされた子供の骨が発見された。人手不足で辞職前日に駆り出された刑事マクニールは身元の割り出しを急ぐが、直後に愛する者の感染を知る。事件に没頭する彼を嘲笑うように次々と起こる殺人――絡み合う謎の先にある驚愕の真実とは!? (あらすじより)

パンデミックにより都市封鎖されたロンドンを舞台に描いた小説ということで、本国イギリスでは緊急事態宣言下の2020年4月に緊急出版された本作ですが、著者ピーター・メイが書き上げたのは2005年。当時あまりに荒唐無稽な設定だと編集者に突き返され、原稿の存在すら忘れていたのが、現実のロックダウンによって出版に至った経緯が世界中で話題を呼びました。

15年前に鳥インフルエンザの綿密なリサーチをもとに描かれたフィクションでありながら、現在のロンドンの状況を予想していたかのような場面に何度も驚かされますが、同時に、本作はパニックスリラーではなく、あくまで事件の謎を追うミステリー、警官や法科学者の地道な捜査を描く警察小説であり、どんな状況にあっても営まれる人間関係や日々の生活に焦点が当てられています。事件を追う刑事マクニール、鍵を握る謎めいた殺し屋ピンキー、並行する2人の視点が交錯した時、どんな結末が待っているのか――
1月16日の全国発売に先立ち、今回は本国イギリスと同様に、Kindle版を1月8日先行リリース予定です。
それではピーター・メイの案内で、しばしロンドンの街を訪れてみてください。(編集長O)

著者紹介
ピーター・メイ(PETER MAY)

グラスゴー生まれ。21歳で受賞歴のあるジャーナリストとなり、26歳で作家デビュー。初の長編小説がBBCでドラマ化されたのち、テレビドラマの制作・脚本に長年携わり、スコットランドで最も成功したテレビ作家の一人となる。スコットランドで最も成功したテレビ作家の一人となる。
バリー賞受賞の『さよなら、ブラックハウス』をはじめ、小説家としても数々の賞を受賞。『忘れゆく男』(共に早川書房)、中国人刑事とアメリカ人法医学者が活躍する〈チャイナ・スリラー〉シリーズなど、イギリスでの小説の累計発行部数は200万部を超える。現在は作家で妻のジャニス・ホリーとフランス南西部在住。

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