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映画「ハリポタ」「ファンタビ」のデザインの秘密を大公開——『マジック・オブ・ミナリマ』

MINALIMA ミナリマという名前をご存じでしょうか?

知らなくても、映画「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」シリーズを観たことはある、というかたは大勢いらっしゃると思います。
両シリーズでおなじみ「日刊予言者新聞」やホグワーツの授業で使われる教科書、〈忍びの地図〉、魔法の杖etc…
J・K・ローリングが創り出した〈魔法ワールド〉が映像化され、頭のなかで描いていた以上の世界を目にしたとき、たくさんの驚きと感動があったのではないでしょうか。(ええ、わたしは大興奮しました!)

MINALIMA ミナリマはその〈魔法ワールド〉に登場するアイテムのデザインを映画第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』から務めている、ミラフォラ・ミナとエドゥアルド・リマによる二人組のデザインユニット。
USJのある大阪には彼らのショップもあり、ポスターやポストカード、ノートをはじめとする文房具など、関連グッズがハリポタ/ファンタビファンに大人気なんです。

そのMINALIMA ミナリマの結成20年を記念して、このたび『マジック・オブ・ミナリマ』という大型本が当社より発売となりました。


この本は彼らのデザインワークの集大成ともいえるべきもの。
映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」に登場するさまざまなアイテムの仰天誕生秘話や、原作には登場するけれど映画では一瞬映っただけ、とか、ほんの片隅に使われただけ、の隠れアイテムのこだわりなど、映画を完全網羅しているファンやマニアのかただけでなく、原作ファンのかた、映画製作に興味のあるかたにも必見の一冊となっています。

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また、昨年公開になり話題となった映画「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」のメイキングの模様なども収録されています。
イギリス、フランスだけでなく、初登場のドイツ、ブラジル、中国、ブータンなどさまざまな国の魔法省のモチーフエンブレムなど、そのコンセプトや緻密なデザイン画はため息ものです。

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さらに、映画に登場する小道具のレプリカなども付属されているので、細部までくまなく眺めるもよし、取り外して遊ぶもよし、おおいに楽しんでいただける本になっています。

今夏には『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 -メイキング・オブ ハリー・ポッター』もオープン予定、その前に本書で映画製作の裏側を除いてみてはいかがでしょうか。
(編集S)


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