だれかがいてわたしがいる。だれかがいてあなたがいる。
わたしはプライベートや仕事場でペアになると「2人っていいコンビだね!」と言われることがたまにある。
(たいていボケ担当)
別に意識してそうしているわけではないのだけど、そういってもらえるとなんだかとっても嬉しい。
その度に思う。
相手がいてくれるから、新たなわたしが顔を出す。
普段のわたしは面白いことを何も言えない。
「面白い話してー!」と言われるとと・・・途端にフリーズしてしまう。
(ほんとうに話すことが苦手)
1人でいるときはどちらかと言うとしずかで、特段面白みもない。
それが、だれかと触れ合った瞬間だけ化学反応が起きる。
だれかが質問してくれたり、ツッコんでくれたりするから
「面白みのない存在」から「ちょっと面白い人」に変化することができる。
だれかがわたしの面白さを引き出してくれるから、
和やかな空気が生まれる。
それはたぶんわたしだけではかけられない魔法。
わたしは写真を撮られるのがあまり好きじゃない。
自分の容姿に自信がないから、改めてみるのが億劫なのだと思う。
でも、ある友達が撮ってくれる自分の写真だけはいつも好きだった。
その子が撮ってくれた写真の中の笑顔の私だけは、
なぜだかいつもちゃんと見ることができた。
たぶんそれは、相手がわたしをとっても大切にしてくれてたからで
そして同時に、
わたしの中の良さを引き出してくれてたんだと思う。
例えば
「優しいね」とだれかが言ってくれたとしたら
それはたぶん言った「だれか」がその優しさを引き出してくれてるから
「すごいね!」とだれかが言ってくれたとしたら
それはたぶん言った「だれか」がそのすごさを引き出してくれてるから
かもしれない。
それはきっと人と人とが繋がって生まれる素敵な魔法。
でも、逆もしかり?
まぁそれは置いておいて笑。
いつもそんな風に周りからあたたかさを貰っているから
今度はわたしがその「だれか」になれるといいな
と思う。
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