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マヤの時代から受け継がれる”宇宙の法則”

”わたしに還る旅” の企画の過程で、昨年10ヶ月かけて学んでいたネイティブアメリカンの智慧 "First peace circle"のおさらいをしています。

"First peace circle"とは地球で生きてきた
先人たちが代々受け継いできた智慧のこと。

地球と調和をもっていきることは 
自然と調和していきること
そして、それこそが平和な人生をいきることだ
ということ。

彼らはこれらの知恵を何世紀にもわたって
口でつたえ、今この時代に受け継いでいます。

もしこの宇宙の原則と調和をもって生きることができれば、内なる平和を体現することができる

うちなる平和《First peace》こそが、ありとあらゆる平和の始まりなのだということ

その宇宙の法則は

8つの方角、8つの言葉で表されています。

(以下、ネイティブアメリカンの知恵を受け継いだ長老たちの言葉の書き起こし)

最初の言葉は【目覚める】
これは自分が生命あるスピリットで、
光の存在であることに目覚め、
毎日この目覚めた状態を体現することをいみします

二番目の言葉は【ひらく】
これは沈黙や静寂を通して、宇宙の一体感に意識をひらくことを意味します

三番目の言葉は【超える】
超えるとはひとりの人間として多様性に感謝することを学び
自分を制限するあらゆる感覚から、
閉ざした状態を超えて日々の生活をいきること

四番目の言葉は【思い出す】
自分の真のアイデンティティを思い出すこと
そして真のアイデンティティをしることで
どのように生きるかを変えていきます
自分がどのように人生を生きるのか
また人生を何をもたらすのかを意識して生きるのをいみします

五番目の言葉は【尊重する】
神聖なる寺院を尊重する 
つまり人生のなかで平和を体現するのが必要なのです
自分という存在がやどる身体を大切にし 調和をたもち
健康でバランスのとれた 喜びに満ちた状態にすることを意味します

次の言葉は【夢を描く】です
この意味は自分の人生にもたらしたいと思っていることを
意識的に夢に描くということです
そしてその夢が自分の在り方に現れることを信じ
夢を現実に呼び込むことを意味します

そして七番目の言葉は【体現する】です
日々を過ごすなかで、自分の周りに存在するものをリードし
人と会う時、自分の内側や周りに存在する美しさを意識し
生きることを意味します
自分の発する言葉、考えや行動がその美しさを表現する
ということを意識するのです

そして、最後の言葉は【守る】です
守るとは、内側にある生命エネルギーを守るということ
例えば幸福感や、生命力に満ち溢れ、イキイキと成長している状態を守る
ということです
この生命力のエネルギーをまもることで
周りにも生命力のエネルギーを守る波紋をおこしていくのです
そうすることですべての生命に対して
畏敬の念をもつことができます

レインボーホーク・ウィンドイーグル

各メッセージは方角と紐づいていて、

一番目から東、南東、南、南西…と

それぞれの方角のもつエネルギーを指しています。

今回の旅では、

それぞれの方角のエネルギーを感じながら

自分自身の命がよりイキイキとしていく未来を語り、

改めて自分の全体性に戻っていく

そんな体験になればいいなと思い

この智慧のおさらいをしていました。

再び学びながら、これは"わたしに還る旅"のプロセスそのものだなぁと気付きました。

日常やいまの社会に違和感を抱いた人たちに【目覚め】のお誘いをする広報活動

自然のリズムに馴染み、宇宙の歴史に想いを馳せる【ひらく】時間

自分の内側に湧いてくる多様な声に耳を澄ませる【超える】時間

その先に立ち現れる本来の自分の命の目的を【思い出し】

それらを叶えることができる自分自身やその身体、それをつくる食や命を【尊重する】

そして、自分自身の未来を語り、あらかじめ祝う【夢を描く】時間

きっとこれらのプロセスを共にした仲間たちは

自分たちの日常でイキイキとする命を【体現し】

そこに生まれる様々な声や意図や意思を【守る】

ことでしょう。

昨年、バタバタと学んでいたことが

こんなふうに今に繋がってるなんて…

と智慧の奥深さを実感しました。

そして、改めて、

こんなに奥深い智慧を屋久島で分かち合うことを想像すると

鳥肌が立つような、武者震いするような

そんな感覚が湧いてきます。

〈わたしのいのちはこんなもんじゃない〉

これは"わたしに還る旅2022" のお誘い文に綴られている言葉ですが

まさに

わたしの命はこんなもんじゃない。

この旅は

改めてわたしの人生をよりイキイキとさせてくれる、大切なプロセスでもあるのだと思います。

わたしはもっと、まなんできたこ学んできたことや体験してきたことを、

いろんな形で多様な人と分かち合っていきたいのだと。

そんな声が心に響いています。


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