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トランスジェンダーを通してわかった恋愛時の心理のクロス構造

自分の中の男性性・女性性の研究を進めて行く上で、なんだかおもしろくて深い発見をしてしまいました。

トランスジェンダーのことは詳しくはないのですが、先日、カラダは男性だけど、中身は女性で、女性として女性を好きというレズビアンだけど、


外見からは普通の男女のカップルである。という少し複雑な事例に遭遇しました。


ちょっとしたねじれに頭が混乱したのですが、そんなにむずかしい状態でもないか、と解しました。


その少し前に、おなじみクノタチホさんの記事で読んだのですが、というか、このことは以前から繰り返しチホさんの記事で語られていることなのですが


恋愛をしたときに、その裏には、相手の男性の中の女性性が、私の中の男性性に恋をしているという構造も隠されているんだという…


今まで意味を捉えづらかったことが、最近のリアル世界で出会った一見して感じる"ねじれ現象''によって、ようやく実感としてわかってきたんです。


*恋愛のクロス構造についての記事ご参照


何が言いたいのかといいますと、恋愛をしたときに感じる、相手に惹かれる不思議な感覚って、こういう構造があるからなんだなと思いました。


思い通りにいかないもどかしさも、この構造を理解してなかったから、自分の中の男性性と女性性の分裂する想いにひっぱられて苦しんだり。


たぶんほとんどの人は、ピンと来ないでしょう。


私は、女として相手の男性像に惹かれること以外にも、自分の中の男性性が、相手の男性性のかっこよさに憧れをいだくことや


同時に自分の中の男性性が、相手の男性の中の女性性にも惹かれて、愛おしく思ったりして恋愛してきたなって、気づきました。


逆に相手の男性の中の女性性が、私の中の男性性に惹かれていたんだろうな、と思うところもあります。


一見して男前なわたしの中の男性性は、あまり育ってなくて、ちょっと付き合えばヘタレなのがわかるから、それで見切りをつけられてきたことも、あったりした気がします。


そして、そのクロス構造を理解してなかったから、自分の中の男性性・女性性の双方が持つ複雑な想いの"渦"に巻き込まれてきてしまったんだなって。


今この構造がわかってきて、ある程度のコントロールが効くようになって、少しずつ育ってきてる男性性を持つこの私の状態で、恋愛をすることになったら、どうなるんだろうな。



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