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クロマティック・ハーモニカ講座:入門編

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【クロマチックハーモニカ講座入門編】クロマティック・ハーモニカをこれから始めようという方のためのいろいろ、練習についてなどを投稿していきます。
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#クロモニカ

10.ロングトーン(長音)

10.ロングトーン(長音)

クロマチックハーモニカ(クロモニカ)は、リードが振動することで音が鳴ります。リードの振動が止まれば音も止み、振動し続ければ音も鳴り続けます。

リードを振動させるのは呼吸による気流です。この気流のわずかな変化は、ダイレクトに音に現れます。普段は生命維持のための呼吸を無意識下で行っていますが、クロモニカを演奏するときは呼吸を意識的にコントロール(ブレスコントロール)することになります。

息の続く限

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9.五線譜の記号など その1

9.五線譜の記号など その1

クロマチックハーモニカ(クロモニカ)用のほとんど楽譜には数字がついているのですが、ずっと数字にたよっていてはクロモニカ用の数字がついていない楽譜を演奏できません。また、クロモニカ用の楽譜があっても、数字だけでは長さやリズムがわからないので聞いたことがない曲は演奏することができません。

ですので、少しずつ五線譜も読めるようにしていきましょう。今回は五線譜によく出てくるもっとも基本的なものを紹介しま

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8.音階練習

8.音階練習

おなじ位置で4つの音程を出すクロマチックハーモニカ(クロモニカ)の音階練習では、歌口の位置が変わるのか、変わらないのかを意識するのが重要です。例えば「ミ ファ」では6番穴で変わりませんが、「ファ ソ」では6番から7番へ変わります。

なので、音符を読むことができる方も、覚えるまでは数字の方も見るようにしてください。

吹奏楽器ではタンギングをするのが一般的ですが、ハーモニカの場合は必要ありません。

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